山崎賢人 5年ぶり「日曜劇場」初主演で帰ってくる 大企業に挑む天才ゲーム開発者の下克上物語

[ 2022年7月31日 07:00 ]

「アトムの童」で日曜劇場初主演する山崎賢人
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 俳優の山崎賢人(27)が10月スタートのTBS日曜劇場「アトムの童(こ)」(日曜後9・00)で、同枠に初主演する。日曜劇場への出演は2017年放送の「陸王」以来5年ぶり。「陸王」同様、今作も大企業に挑んでいくという物語だが、主演という形で戻ってきた。山崎は「毎週感動を与えられる熱いドラマ枠。全力で面白い作品が撮れたら」と意気込んでいる。

 舞台は現代のゲーム業界。若き天才ゲーム開発者が老舗玩具メーカーとタッグを組み、大資本の企業に立ち向かう下克上ストーリーとなる。山崎は、企業や販売元を介さず個人でゲーム制作を行い、誰も素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称される開発者という役どころだ。

 これまで数々の業界の“ものづくり”を描いてきた日曜劇場だが、今回はゲーム。日本は任天堂「ファミリーコンピュータ」(83年)や、ソニー・コンピュータエンタテインメント「プレイステーション」(94年)などの大ヒット名機を生み出してきたゲーム大国だ。

 “ファミコン”発売から約40年。世界のゲーム人口は30億人とも言われ、ドラマをプロデュースする中井芳彦氏は、業界内の覇権争いを「現代版“国盗(と)り物語”だ」と表現。「その争いの中心に立ち、たった1人で野望を果たそうと戦う姿と、山崎さんが自然と重なりました」と起用理由を明かした。

 脚本は、TBS「この恋あたためますか」、テレビ朝日「相棒」を手掛けた神森万里江氏で、完全オリジナルストーリー。山崎は「子供から大人まで、みんなが触れてきたゲームを通じ、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるストーリーになっていると思います」とアピールしている。

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