泉ピン子 死んだ夫の愛人が発覚する朗読劇出演 「内心、おめえだろ」も夫は「面白い本だねえ」

[ 2022年7月31日 17:29 ]

女優の泉ピン子
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 女優の泉ピン子(74)が31日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。朗読劇「すぐ死ぬんだから」のオファーを受けた際の心境を明かした。

 この日は脚本家の内館牧子氏(73)、歌手の天童よしみ(67)と3人でトークを展開。8月4~14日の池袋・あうるすぽっと公演を皮切りに全国で上演される「すぐ死ぬんだから」は主人公の夫が亡くなった後に愛人の存在が判明する物語。ピン子は1995年に、夫に愛人との間に隠し子がいることが判明し、会見で号泣したことあり、オファーを受けた際には複雑な思いがあったとした。

 「あの話が来た時に、愛人がいて子供つくるわけよ。それさ、あたし、そのまんまじゃない。あたし断ったら、こだわってんのかと思われると」と思ったというピン子。「あれからもう30年たたないにしても20何年たってるわけだし、もうさ、はっきり言って時効じゃない。それで、じゃあ、やろうかなって」と続けた。

 さらに「私は凄いやりたかったんです、もちろん」としながらも夫に原作本を渡し、「読んでみて、この話がきてる」と相談。すると「能天気よねえ」。夫は「めっちゃくちゃ面白い本だねえ」と感動していたとし、ピン子は「内心、“おめえだろ”って思ったんだけどさ」。それでも夫は「いいんじゃない」と背中を押してくれ、ピン子が「でもあんたは死んだら死後離婚よ」と言っても「いいよ。死んじゃった後分かんないから」と平然と答えたとした。

 「だから、何て言うのかな、そういう人だから今一緒にいられんじゃないですかね。きっと」としみじみと話した。
 

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