三浦瑠麗氏　TKO木本を巡る巨額投資トラブルで「芸能人の方にもう1回だけ注意としておきたい」こと

三浦瑠麗氏
Photo By スポニチ

　国際政治学者の三浦瑠麗氏（41）が31日、フジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）にコメンテーターとして出演。お笑いコンビ「TKO」の木本武宏（51）の巨額投資トラブルについて言及した。

　個人で少額の株投資などはしているというモデルの滝川ロランが「自分で本当に損得なしにもうけ話を教えているってことですよね。そんなことってある？」と木本の“善意での誘い”に疑問を投げかけると、番組MCの東野幸治は「こっち側の話」として芸人の立場で「意外と“これ、もうかるらしいで”ってピュアに言う人の方が多い」とフォローした。

　これに、夫が投資家の三浦氏は「こういうことは世の中にいっぱいある」としたうえで「芸能人の方にもう1回だけ注意として言っておきたい」ことを挙げた。

　「皆さんって、なかなか一般の方と知り合いになれないし、1枚、壁を立てる。そうすると、仲間内の情報って頼っちゃうんです。メディア関係者も私も知り合いで引っ掛かった人います。記者をしていたりしても、何となく自分は耳寄りな、お得情報を知れる立場にあると、世間的な世間値が不足していたりする場合は、引っかかっちゃう」と見解を示す。「例えば、最初のうち、“20％の利益をあげるよ”みたいな（ことを言われて）、年利20％にはできないから、最初の20％だけ払われたりする。そうすると、100のうち、20しか返ってきてないのに勘違いしてしまう。これをくり返していくと、“他の人も紹介してよ”とか言われて引っかかちゃうから」と手口を説明した。

　そのうえで「基本的にはそんな高利回りなものなんてありません。基本はないと思ってください」とキッパリ。「やるべきなら、海外の株をやるとか、年利利回り10％ぐらいのことはできないことはない。だけど、それ以上のものを言われたヤバい！と思ってください」と訴えた。この言葉に、東野は「“そんな簡単なもうけ話はない”とは思うけど、“こういう商品があんねん”って言いそう」と苦笑した。