松田丈志氏 トランスジェンダー選手めぐる水連の指針に「議論の場を設けたっていうのはよかった」

[ 2022年6月22日 11:36 ]

松田丈志氏
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 競泳・五輪メダリストの松田丈志氏(37)が22日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。トランスジェンダー選手をめぐる国際水泳連盟の指針に言及した。

 国際水泳連盟は、体が男性の思春期の影響を受けていないことを証明できる場合を除いて、女子競技への参加を認めないとしている。

 松田氏は「いわゆる第二次成長期っていうものを通ってきた男性選手が女性に性転換した場合は参加ができないっていうふうに決めたんですけど。理由としては、体の構造的な差が出てしまう。骨格や心臓や肺の大きさが男性の方が大きくて、それが競技をやる上で有利になってしまうと。男女混合リレーという男性と女性が一緒に並んで泳ぐ種目があるんですけど、記録的に全然違うんですよ。たとえば僕が性転換してオリンピックを目指すとなると、引退してかなり経ちますけど、女性の中に入れば、かなり優位になると思う」とコメント。そして「そういうのを防ぐためにも、こうやって議論の場を設けたっていうのはよかったんじゃないかなって思います」と述べた。

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2022年6月22日のニュース