JO1が宇宙実験プロジェクト参加 JO1ロゴ入り金属板が宇宙へ 佐藤景瑚「11色になって戻ってくる」

[ 2022年6月22日 12:14 ]

<スペースデリバリープロジェクトキックオフイベント>宇宙服でフォトセッションに臨む(前列左から)鶴房汐恩、木全翔也、豆原一成、川尻蓮、與那城奨、(後列同)大平祥生、河野純喜、川西拓実、白岩瑠姫、佐藤景瑚、金城碧海(撮影・木村 揚輔) 
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 男性11人組グループ「JO1」が22日、都内で開かれたSpace BD社の「スペースデリバリープロジェクト―RETURN to EARTH―」の第2弾キックオフイベントに出席した。

 記念品や実験対象物をロケットに積んで打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の船外実験プラットフォームで約6カ月間、宇宙空間に曝露(ぼうろ)させ、地球に帰還させる実験プロジェクト。JO1は第2弾の公式アンバサダーを務めており、実験にも参加。JO1やJAM(ファン)のロゴ、先月発売したアルバム「KIZUNA」のジャケット写真を印刷した金属板プレートが宇宙空間にさらされる。6カ月間でどのように変化するのか、メンバーも楽しみにしている。

 JO1の11人は、青色とオレンジ色の2種類の宇宙服を着て登場。胸には「JAXA」、左腕には日本国旗がついた本物の宇宙服。木全翔也(22)は幼稚園児の頃に宇宙飛行士にあこがれたといい、「こんな良い物を着させてもらって、ここに立ってプルプルしてます。本当にすごくうれしいです」と感激した様子だった。鶴房汐恩(21)は独特なキャラクターから、JAM(ファン)からも「宇宙人」と呼ばれる。「デビューする前から宇宙人と呼ばれております。(理由は)言動、行動。オーディションの時に宇宙人の着ぐるみを着てたこともある」と笑顔で話した。

 今回はJO1とJAMのそれぞれのロゴが入ったプレートが打ち上げられ、その絆の強さを象徴するプロジェクトになりそうだ。アルバム「KIZUNA」に収録した「流星雨」の曲にちなみ、與那城奨(26)は「“君に会いたい”という願いを込めた曲。JO1とJAMの絆を思いながら、プロジェクトを全世界の人に感じてもらえたら」とアピールした。

 実際のプレートを手にした河野純喜(24)は「これが6カ月間宇宙区間に…。どうなってしまうんでしょうか。すごくワクワクが止まらない」と笑顔。どう変化して帰還するかについては「言葉では表せない輝きを放っていたらうれしいですね。(ジャケット写真が)黒い衣装なんですけど、金色になってたり」と予想した。一方、佐藤景瑚(23)はその場で計算するそぶりを見せ、「はい、わかりました。11色になってます。僕たちのメンバーカラーになって戻ってきます」と研究者のように推測してみせた。

 プレートは年内に打ち上げられる予定。與那城は「JAMのみんなはもちろん、宇宙について知らなかった方に、プロジェクトを通して宇宙の素晴らしさを伝えて、興味を持ってくれたらうれしい。アンバサダーとしていろんな人に興味を持ってもらううことをミッションとして活動していきますので、一緒に楽しんでもらえたらと思います」と語った。

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2022年6月22日のニュース