大久保嘉人氏 現役時代の“劇的ゴール”を告白「先輩に“僕は蹴れません”」と告げたPKとは?

[ 2022年6月22日 15:15 ]

元サッカー日本代表の大久保嘉人氏
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 サッカー元日本代表の大久保嘉人氏(40)が21日放送のカンテレ「やすとも・友近のキメツケ!」(火曜後8・00)にゲスト出演。現役時代の思い出のゴールについて語った。

 番組では人生における“ドラマみたいなワンシーン”の話題に。すると大久保氏は04年のJ1 2ndステージ最終節のアルビレックス新潟戦をチョイスした。当時の大久保氏はセレッソ大阪のエースだったが、翌シーズンからスペインリーグに移籍することが決定済み。「J2に落ちそうになって最終節、負けたらJ2に落ちる、勝ったらJ1残留ってところだったんですね。で、前半の最初に僕が点を決めたんですよ。1-0で勝ってて、これで気持ち良くJ1残れるわ、気持ち良く行けるなと思ったら、後半に同点に追い付かれたんです」と説明。「同点じゃダメ、これはヤバイと思ったら、最後の最後で向こうがハンドしてPKになったんですよ、これを決めたらJ1残留、外したら降格…」と続けた。

 その上で大久保氏は「本当は僕が蹴るはずだったんですけど、これは蹴れないと。僕はJ2に落ちようが移籍しますから、先輩に“僕は来年いないから蹴れません”って言ったら、“大丈夫、オマエが蹴ろ。オマエが今のこのチームのエースなんだから、オマエが蹴って決めて、J1に残して行け”って言われて…」と回想。「それで決めたんですよ。で、ホイッスル鳴って残留したんです」と嬉しそうに語った。

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2022年6月22日のニュース