若狭勝弁護士 相次ぐ桃泥棒の罪「販売をしていたとすれば営利目的…罪は相当重くなる」

[ 2022年6月22日 08:27 ]

弁護士の若狭勝氏
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 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が22日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。山梨県警笛吹署が21日、笛吹市八代町北の桃畑で収穫前の桃約5000個(150万円相当)が盗まれたと明らかにしたことに言及した。

 県や県警によると、周辺では6月、収穫前の桃の盗難が相次ぎ、笛吹、山梨両市内の九つの農家でこれまでに高級品種「日川白鳳」など約9400個の桃が持ち去られた。今回も含めて被害は約390万円相当。山梨県は桃の収穫量で全国一。長崎幸太郎知事は21日の記者会見で「被害農家の落胆は計り知れず、決して許すことができない」と述べ、畑に設置する防犯カメラなどの機器の導入を助成する方針を示した。

 番組では、盗まれた桃がネット販売されている可能性を指摘。永島優美アナウンサーから「販売をしていたとすれば、罪は重くなるんでしょうか?」と聞かれた若狭氏は「少なくとも販売をするっていうことは営利目的ということになりますし、極めて多くのものを盗んでいる計画的な犯罪ということで、相当重くなるとは思いますよね」と話した。買った人の責任については「一般論ですけど、盗んだ人が誰かに売って、誰かがネットに載せたという場合の間に入る人は、要するに盗んだ人から買うわけですけれども、それが盗まれたものだと分かりながら買うと刑法で処罰されます」と説明した。

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2022年6月22日のニュース