「ちむどんどん」暢子遅刻にお手上げ…大吉「寝坊はダメ」華丸「なんでニーニーの言うことを…意味が…」

[ 2022年6月22日 08:30 ]

(左から)博多華丸・大吉
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第53話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第53話は、シェフ代行がうまくいかない暢子(黒島)に、賢秀(竜星涼)がアドバイス。暢子は助言に従い「ナメられないように」と強気の態度を取るが、厨房スタッフの矢作(井之脇海)らが反発。一方、沖縄・やんばる。教員復帰を望む良子(川口春奈)に障害が立ちはだかる…という展開。

 賢秀のアドバイスは「謝ったら、負けると。何があっても、謝らない。お礼も言わない。ケンカ上等やさ、行け!暢子はナメられているわけよ。オレの知っている女は、絶対に謝らない。お礼も言わない」。暢子は何故か鵜呑みにしてしまった。

 良子は博夫(山田裕貴)に空欄の離婚届を突きつけ「うちが働くことを、ご両親に認めさせて。それまで、うちは帰らないから」と復職を迫る。博夫は「そこまで言うなら、オレも腹をくくる。那覇の両親には、もう反対させない。必ず説得して、迎えに来るから」と約束した。

 博夫の実家。博夫は祖父・石川小太郎(小林勝也)、父・博太郎(粟野史浩)、叔父・修(木津誠之)に許しを請うたが、祖父は「許さん!本家長男の嫁が、外に働きに出るとか論外。良子は嫁の立場、嫁の務めを全く分かってない。博夫、長男としての自覚を持たんか」、叔父は「だから最初っから反対した」、父は「おじいの言う通り」と一蹴。博夫は「分かりました。仕事に復帰することはあきらめろと、キッパリ言ってきます!」と白旗を上げた。

 那覇の石川家との同居の提案に、良子は「なんで、そうなるわけ。うちが仕事するのを認めさせるんじゃなかったの?」とイラ立ち、机を叩いて立ち上がる。博夫は「おじいも親父も、晴海のためにも、その方がいいって。オレの立場も分かってくれ。オレは本家の長男だよ」と弁解。後日、賢吉(石丸謙二郎)が比嘉家を訪れ、良子の“わがまま”を叱責。優子(仲間由紀恵)は「良子は悪くありません」とかばった。

 「アッラ・フォンターナ」。暢子の態度により、厨房は“空中分解”。房子(原田美枝子)は暢子に「このままだと、シェフ代行は失格。(理由は)自分で考えたら?休み明けが最後のチャンス。それまでに答えを考えてきなさい」と宣告した。

 「あまゆ」。ポークたまごの取り合いから、仕事観や結婚観などをめぐり、暢子は智(前田公輝)と“口論”。「うちはずーっと仕事を続ける」と不貞腐れた。三郎(片岡鶴太郎)は暢子と房子の話をし「答えは出てるじゃないか。ポークとたまごみたいなもんだよ。どっちが上か下かじゃねぇだろ。ボークはポークらしいのが一番、たまごもそうだ。元の豚や生まれる雛が、オスなのかメスなのかなんて関係ねぇだろ。そういうことだよ」と助言した。

 そして、翌日。暢子は寝坊し、仕事に遅刻。大ピンチに陥った。

 直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。博多大吉は「寝坊、ダメ~。寝坊はダメよ」、鈴木奈穂子アナウンサーは「大ピンチだ~。どうしよ~」と第一声。大吉は「さすがに謝らないと、話進まないでしょ。いやぁ~、寝坊かぁ~。参りましたね」、博多華丸は「なんでニーニーの言うこと聞くんやろうね。意味が分からんのよ」などと頭を抱え、お手上げ状態だった。

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2022年6月22日のニュース