福士蒼汰 悲願の世界デビューへ 「THE HEAD」シーズン2 日本人主要キャストに抜てき

[ 2022年6月22日 04:00 ]

Huluで配信されるオリジナルドラマに主要キャストとして出演する福士蒼汰
Photo By 提供写真

 俳優の福士蒼汰(29)が世界デビューを果たす。欧州の有名制作会社によるプロジェクトで、2020年に動画配信サービス「Hulu」で公開され、世界90の国と地域でヒットした連続ドラマ「THE HEAD」のシーズン2に、日本人の主要キャストとして抜てきされた。「本当に念願の海外作品だったので、“これは真実なのか!?”と思うほどビックリしました」と出演を喜んでいる。

 極限の心理状態でのサバイバルを描くサスペンス作。シーズン1では南極の科学研究基地で繰り広げられる惨殺事件が描かれた。世界中の有名俳優が集まる中、日本からは主要キャストで山下智久(37)が出演。今作は舞台が太平洋のど真ん中を航行する大型貨物船となり、福士は山下からのバトンを受け取る形。役どころはまだベールに包まれているが、物語に関わるキーマンとなる。

 福士はかねて海外志向を抱いており外国語での演技やアクションを学んできた。海外作品のオーディションにも挑戦しており、その悲願がかなった。今作はオール海外ロケで全編が英語のせりふとなる。オンラインでリハーサルを重ねて渡欧。撮影はスペインでスタートしている。

 福士は「最初は緊張もありましたが、気持ちが少しずつリラックスしてきたと思います。現場の皆さんも本当に優しくて、僕が思っていた以上にフレンドリーでした」と感想。「撮影は長期にわたるので、大変かとは思いますが、楽しんで取り組んでいければ」と意気込んでいる。

 作品は2023年にHuluで配信予定。

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2022年6月22日のニュース