さだまさし 新曲「キーウから遠く離れて」披露 「大切な人を守るため」にできること

[ 2022年6月14日 21:49 ]

さだまさし
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 歌手のさだまさし(70)が14日、NHK「うたコン」(火曜後7・57)に生出演。今月1日にリリースした新曲「キーウから遠く離れて」を披露した。

 さだは、ロシアによるウクライナ侵攻について言及。ニュースい映像を見て「ウクライナの老婦人が、ロシア兵に向かって帰んなさいって抗議してるシーンが流れたんですよ。その人がね“あんたポケットにヒマワリの種入れときなさい。あんたが死んだ後、私がその花眺めてやるから”っておっしゃったの。それが胸に応えましてね。命の捉え方っていろいろあるなって思って」と感じたという。

 続けて「僕は音楽家なので、銃は撃たないと決めてるんですね。じゃあ、銃を撃たない僕が、どうやって大切な人を守れるんだろうって随分考えたんです。方法は一つしか思い浮かばなかったですね。それは“戦争を始めさせない”っていうことしかないと思うんです」と語り、音楽や言葉の力で思いを届けたいと話した。

 さだの「キーウから遠く離れて」を聴いた司会の谷原章介(49)は「僕らはさださんのように歌を作って歌うことはできませんけども。どうやったら戦争を止められるんだろう、どうやったら支援の力になることができるんだろうって考える続けること、それだけはできますからね」と語った。

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2022年6月14日のニュース