花*花 メジャーデビューから3年で活動休止の真相「あまりにも生活が変わってしまって」

[ 2022年6月14日 13:15 ]

「花*花」のおのまきこ(左)とこじまいづみ(撮影・小海途 良幹)
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 女性デュオ「花*花」こじまいづみ(45)と、おのまきこ(46)が14日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にVTR出演。メジャーデビューからわずか3年で活動休止を決めた真相を明かした。

 2人は1995年に結成し、2000年に「あ~よかった」でメジャーデビューを飾るも、2003年に活動休止。2006年には活動を再開し、音楽活動を続けている。この日は「芸能人の華麗なる転身」のコーナーにVTR出演した。

 メジャーデビュー曲が大ヒットし、一気にブレークした2人。こじまは「始発の新幹線で東京駅へ行って、仕事をして、何日かツアーだとそのままあっちこっち行って、終電の新幹線で(京都に)帰ってきて、また始発で行って…みたいな。だから新幹線のグリーン車の毛布のほうが家の布団より、一緒に寝ていた、そんな時ありました」と生活の拠点だった京都と、仕事場の東京を忙しく行き来していた、忙しすぎた日々を回顧。

 「花*花の曲っていうのは半径5メートル以内の出来事を一番リアルに歌詞にして、歌うのが大事なんじゃないかなと思っていたんですよね」とし「毎日の生活の中で生まれてきたものをちゃんとすくい上げて歌にしたかったんですけど、その毎日の生活ができなくなったんですよね。地下鉄に乗ってどこかに行くとか、友だちとお茶するとか、あまりにも生活が変わってしまって、曲が書けなくなる、というか、そのネタがなくなるというか。ただただホテルで起きて仕事して移動して、どこにいるのか分かんない、みたいな感じで」と活動休止の真相を明かした。

 活動休止中は「(2人で)ご飯行ったり、芝居行ったり、映画行ったり、普通に。あとはあちこち旅行も行きましたし」と、こじま。おのは「私は本当に音楽が好きなのかどうか確かめようと思って、“音楽のない生活をしよう”と思って、やらない、聞かない、見ないという生活をしました」と一時は完全に音楽を断つ生活も送っていたという。それでも「半年ぐらいで“(音楽の)ライブを見に行かないか”って誘ってもらって、“行ったろか”って。行って“楽しい”と思えるかどうか試したいというのもあって、行ったらめちゃくちゃ楽しかったんで、行ってよかったです。私、やっぱり音楽好きなんだなって」と自らの思いを再確認できたといい、活動休止から6年で活動を再開したという。

 現在も2人での音楽活動は継続しているが、それぞれ違う仕事でも活躍。こじまは週1回の「間借りのカフェ」を営業しているそうで「火曜日は朝一から農家さんに仕入れに行ったり、お昼前ぐらいから夜までずっと仕込みをしています」。おのはボイストレーナーを務めているといい、「私は誰かをサポートするのが好きなんですよ。自分で歌うのも好きですけど、花花としてもいずみさんが気持ちよく歌うことをサポートする」と話した。

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2022年6月14日のニュース