日テレ「超無敵クラス」　昔と変わらない10代のスポ根

かまいたちの山内健司と10代のインフルエンサーたち
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　昨年10月にレギュラー放送を開始した日本テレビのバラエティー「超無敵クラス」（日曜後0・45）。総フォロワー数1000万人超の10代のインフルエンサーたちが、大人の知らない最新トレンドや現在の若者の生活などを発信している。

　派手なセットに“超無敵クラス”という今どきの番組名だが、宮崎慶洋プロデューサーは「実際に見せてるのは昔から変わらない10代の素晴らしさ。今どきの子もこんなことに熱くなってるんだと、大人が見ても懐かしく感じる番組です」。

　最先端の流行を伝えながらも、青春を感じさせる企画が多い。長時間の自転車通学の高校生に密着する「チャリ通ジャーニー」、放課後に自分の趣味に打ち込む高校生を追う「放課後は別の顔」。写るのは一生懸命な姿だ。「いまだに昔と変わらないスポ根みたいなことをやってる。どこか10代に対して偏見を持ってしまいますが、みんな意外と気持ち良い子たちなんです」

　視聴層のターゲットは男女13～49歳。現在は30～40代の高校生の親世代の視聴者が多く、親が子を知る番組という役目も担っている。