人気Vチューバー「結果的に差別的な発言」 不適切発言について説明・謝罪「意識の低さを痛感」

[ 2022年6月14日 18:49 ]

ローレン・イロアスのツイッターより(@Lauren_iroas)

 チャンネル登録者数約30万人の人気バーチャルユーチューバー、ローレン・イロアスが14日、生配信を行い、10日の不適切発言について謝罪した。

 ローレンは10日、ゲームの生配信中に韓国人への侮蔑的ニュアンスを持つネットスラングを共演者に対して使用し、一部から批判の声が上がっていた。今回の問題に関して「沢山の方にご迷惑や不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした」と謝罪。言葉の持つ意味を正確に分かっていなかったとし、「自分は、テンパるだとか早口になる、怒るという意味合いで理解してしまっており、その単語の語源に特定の人を揶揄する差別的な意味があることを全くもって理解しておりませんでした」と説明した。

 自身が多くの視聴者を持つ立場に触れた上で、「正確に理解していない言葉を使い、結果的に差別的な発言をしてしまったことは言い訳のしようがありません。本当に申し訳ありませんでした」とコメント。これまで、韓国人配信者らとコラボしてきたといい「僕自身は韓国人の方々や文化がとても好きですし。相手の方々を侮辱したりとか、韓国の方を蔑視したり軽視する意図がなかったことだけは分かっていただけると幸いです」と話した。

 3月にも“違法ダウンロード”騒動で炎上し、活動自粛期間を経て復帰した。「前回の炎上から日も浅く、誰よりもこういったことに気を付けていかなくてはいけない立場にありながら、自分の軽率な発言で信じてくれた視聴者の皆さんの期待を裏切ってしまい、本当に申し訳ありません」と声を落とした。「本来であれば、自分一人の責任であり、ほかの関係者様は誰1人として悪くないのですが。自分の存在、発言を信じてくださった皆さん、お相手様、公式にも謝罪文を出してもらうことになり、申し訳ありません。ご迷惑をおかけした方々には直接謝罪をさせていただきました」とした。

 今回の発言を受け、所属事務所「にじさんじ」の「コンプライアンス研修」を受けたと告白。「厳重注意」となったことを明かし、「お恥ずかしながら自分の活動者としての発言の意識の低さを痛感しました。またこれから配信活動などをしていけたらなと思っていますので、次の配信をいつするかはまだ分かりませんが、発言にはより一層気を付けて活動を行っていけたらと思います」と誓った。

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2022年6月14日のニュース