石原良純 知床観光船の引き上げ作業の意義言及「海のレジャー全部危ないと誤解生む…原因究明しないと」

[ 2022年5月21日 16:15 ]

石原良純
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 タレントの石原良純(60)が21日、テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・00)に出演。北海道・知床沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」の沈没事故で、船内引き上げ作業についてコメントした。

 「日本サルヴェージ」の潜水士による船内捜索は20日、当初に予定していた2日間の作業を終了。国土交通省が船体の引き揚げ作業を、21日にも始める方向で調整している。一方、事故後観光船の営業自粛が続いていたが、20日から大型船が今シーズンの運航を開始した。

 石原は予定よりも引き揚げ作業が早めに進んでいることに「下手をすると半年単位とか言われていたし、費用も8億円、10億円なんて話は出ていたけど、そういう意味では、海の安定している時期にできたということはいろいろと捜索を見守っている方からしたら1つ、これはいい情報」としたうえで「船が上がってみると、船の状況で何が起こっているか、結構そこでわかってくることもある。船体に亀裂があるのかとか、中でどういう水がかぶっているとか、ガラスが割れているとか、いろいろのことが原因解明につながる」と船体引き揚げで原因究明が進むことを期待した。

 自身も船舶免許を持つ石原は「やっぱり思うけど、これから遊覧船とか海のレジャーのシーズン。これで早めに何が悪かったのかって洗い直さないと、VTRでお客さんが“ちょっと心配でした”って言ったみたいなことになってしまって、風評被害というか、海のレジャーが全部危ないと、遊覧船は危ないって誤解を生む。そこを払しょくするためにも原因を究明していかないといけない」と見解を示した。

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2022年5月21日のニュース