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美川憲一が7億円豪邸売却 90歳まで歌うため「自分に投資」、生みの母&育ての母との思い出は心の中に

[ 2022年5月21日 05:05 ]

ワイングラスを手にインタビューに応じる美川憲一(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 歌手の美川憲一(76)が東京都世田谷区にある豪邸を売却したことが20日、分かった。1993年に新築し、生みの母、育ての母との3人で暮らした豪邸。当時「総額7億円」と言われ話題になった。美川がスポニチ本紙の取材に応じ、売却理由や思い出などを明かした。

 豪邸があるのは、高級住宅地として知られる世田谷区深沢。70坪(約231平方メートル)の敷地に、地上3階、地下1階の8LLDK。床の大理石はイタリアから、外壁のレンガはカナダから取り寄せた。売却したのは昨年12月。美川は「同居していた2人の母が亡くなり、私ももう暮らしていない。固定資産税や維持費も結構大きかったから」と明かした。

 豪邸は、育ての母への恩返しのために建てた。実母の百瀬以し子さんは未婚のまま美川を出産。その後、肺結核を患ったこともあり、実姉の米子さんに2歳の美川を託した。美川は中学生になって真相を知るまで、米子さんを実母と信じていた。「自分が産んだ子供のように可愛がってくれた」。芸能界で成功を収めた美川は47歳の時、米子さんへの恩返しのため豪邸を建設。そこに以し子さんが「私も一緒に住みたいわ」と希望し、3人で同居することになった。美川が以し子さんとひとつ屋根の下で暮らすのは実に45年ぶりだった。

 波瀾(はらん)万丈の人生や2人の母との思い出が詰まった豪邸。当時、ワイドショーや週刊誌などで取り上げられ“観光スポット”になった。「見に来た記念にレンガを持って帰る人がいたりして、常にストックを置いていたのよ」「同居中は2人の母の間に立って大変なこともあった。でもお庭にあった桜が見事でね。春に3人でお花見をしたのがいい思い出」と懐かしそうに振り返った。

 96年に米子さん、06年に以し子さんが死去。「思い出が詰まった家に1人で住むのは寂しいし、この年齢になるとマンションの方が楽」と、現在は渋谷に購入したマンションで暮らしている。売却は1年ほど前から考え始め、自ら希望者と会って「この人なら」と思える人を選んだ。「総額7億円」と話題になった豪邸だが、約30年がたち売却額は「その3分の1くらい」だったという。

 今月15日に76歳になった。終活を始める人も多い年代だが「私はそういうことを考えるタイプではないのよ」とキッパリ。「90歳までステージに上がって歌うのが目標。3年後にはデビュー60周年も控えてる。キラキラと輝き続けるためにお金は自分に投資して、しぶとく生きていくわよ」と力強く語った。

 《ロス&タイの住居はキープ》美川は米ロサンゼルスにコンドミニアム、タイにマンションを所有している。新型コロナ禍で訪れるのが難しくなり「売ってもいいかな」と考えたというが「どちらもとても楽しい場所。また旅行で行くのを楽しみに、おいておくことにしたの」と明かした。

 ◇美川 憲一(みかわ・けんいち)本名・百瀬由一(ももせ・よしかず)1946年(昭21)5月15日生まれ、長野県諏訪市出身の76歳。65年「だけどだけどだけど」で歌手デビュー。66年に「柳ケ瀬ブルース」、72年に「さそり座の女」がヒットした。80年代後半のコロッケのものまねで再ブレーク。NHK紅白歌合戦に26回出場。

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