伊達みきお 母校野球部の甲子園出場へエール 「OBでも何でもないのに」粋な企画を準備中

[ 2022年5月21日 14:21 ]

「サンドウィッチマン」伊達みきお
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」伊達みきお(47)が21日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(土曜後1・00)に生出演し、母校の野球部に計画中の招待企画について明かした。

 伊達と相方・富澤たけしは、ともに宮城・仙台商出身。ラグビー部だった伊達だが、先日は友人と野球部の練習を「OBでも何でもないのに」見学に訪れたという。「ピッチング練習もブルペンに行って、コーチみたいに“いいね。いいね”って」と、すっかりOB気分だったことを明かした。

 過去に3度の甲子園出場がある古豪。昨年は夏の地方大会で強豪・仙台育英を撃破したものの、甲子園には届かなかった。それでも、伊達によると「“公立でも仙台育英を倒せるんだ”と新入部員が結構、入ってきた。今60人くらいなんですよ」と、今年は選手層が厚くなり、期待できるという。

 地元にはプロ野球楽天が拠点を置いているが、部員たちは生で試合を見る機会がないという。伊達は「年1回しか休みがないから。元日しか休みがないから。ずっと練習してるわけ。夜9時くらいまで練習している。だから行ったことがない」と説明。そんな部員たちのために、伊達は部員を楽天戦に招待することを監督に提案したことを明かした。

 「“先生ね、練習するのはいいけど、1日くらい休ませて、一流のプロ野球選手の試合を見せる方が(勉強になる)”と。目の前にあるんだから。練習から試合までしっかり見せるとか、そうすると“こういうふうになりたい”とか、刺激にもものすごくなるわけじゃん?一流の技を目の前で生で見るというのが」。そう熱弁する伊達に、富澤は「お前、何の立場なの?まず何しに行ってるの?」とツッコミを入れていた。

 伊達は現在、監督と球団側の間に入り、日程選びの最中だという。富澤から「ラグビー部OBですよね?」と再びツッコミが入ったが、伊達は「もうラグビー部ないから、仙商は。そしたら野球部のOBになるんですよ」とむちゃくちゃな理論を展開し、笑わせていた。

 それでも伊達は、大まじめに「60人にプロ野球を見せたいから」と力説。「弁当付きで、ドリンク付きでさ。見積もりだしてもらって、楽天球団から。そしたら数十万ですよ。いいですよ、出しますよ」と、自腹での招待を約束した。

 伊達の熱意にほだされたのか、富澤も「それは乗りますよ。私も出しますよ」と申し出た。「お金出す?半分?」と確認されると、富澤は「3分の1…」と控えめに回答。「何でだよ!」と猛ツッコミを受けていた。

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2022年5月21日のニュース