東山紀之 「大岡越前」で父を演じた津川雅彦さんとの思い出 「すぐ来い」と母役・松原智恵子と3人で…

[ 2022年5月21日 16:17 ]

東山紀之
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 「少年隊」の東山紀之(55)が21日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)にゲスト出演。18年に他界した俳優・津川雅彦さん(享年78)との思い出を語った。

 2013年からNHKBSプレミアムで放送されてきた「大岡越前」シリーズで主役の大岡忠相役を務める東山。13年から18年まで父・大岡忠高役を務めた津川さんについて、「思い出しますね、やっぱり。実際にも父親のような感じでご一緒させてもらってましたから。突然の別れでしたけど、こういう先輩との出会いと別れを経験するっていうのは自分にとっても非常に大きなものであることは間違いないです」と語った。

 忠高の妻・妙役は現在も松原智恵子が務めているが、「松原さんと津川さんの関係性も非常に良かったので」と東山はほほ笑ましいエピソードを披露。ある撮影日、津川さんと一緒になった松原が「どうしてもお好み焼きが食べたい」と言い出したところ、津川さんは「俺は行きたくない」と反対。それでも結局松原について津川さんはお好み焼きを食べに行ったが、津川さんが「2人で食べるのは嫌だ」と東山に「おおヒガシ、今お好み焼き屋にいるからすぐ来い」と電話してきたという。

 東山は「“分かりました”って行って。3人でお好み焼きを食べたんです。家族で。今そんなのを思い出しましたけどね」と回想した。松原と津川さんの意志が強いと振られると、「そうなんですよ。“私は行く”“俺は行かない”って。間に誰がって僕が」と苦笑。MCの足立梨花から「素敵な家族ですね」と言われると、「そうですね、本当に」としみじみと話した。
 

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2022年5月21日のニュース