柄本時生 父・柄本明との関係「めっちゃ嫌」と思うこと  舞台では「親父いるかもな」

[ 2021年11月7日 13:36 ]

俳優の柄本時生
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 俳優の柄本時生(32)が7日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。父である俳優・柄本明(73)との関係について語った。

 父の明に、亡くなった母・角替和枝さん(享年64)も女優、兄も俳優の柄本佑(34)と芸能一家で育ち、14歳で俳優デビューした時生。自身の育った環境については「うちは劇団(東京乾電池)なんで。劇団があるっていうのもあるので。本多劇場とか、(ザ・)スズナリに帰るときがある。家に誰もいないから。気づかないうちにそういう風に見てたものを聞いてはいるんじゃないかなと思いますね」と大きな影響を受けたとした。

 いつ役者になろうと思ったのかとの質問には、「僕の場合は、兄ちゃんに来た仕事で兄ちゃんができなくて、僕に来たっていう」と説明。「興味はなくはないって言ったらウソだと思う。ただ、巡り合わせのもんだし、で、巡り合わせて頂いたんだけれども、たぶん、言われないとか、流れが出来上がらない限りはなかったと思う」とも話した。

 明は作品を見ているのかと聞かれると、時生は「どうなんですかね」と話したものの、この日共演した勝地涼(35)が明と会った際には時生と共演しているCMで親近感を持っていたとし「息子のことを気にかけてるってことなんだろうなと思った」と明かすと「めっちゃ嫌ですね」と照れ笑い。仲野太賀(28)も「一緒に舞台やった時に、時生君が『きょう親父いるかもな、なんか感じるぞ』って。実際にいたんですよね。柄本さんが。親父がいると分かるって言いますもんね」と証言した。

 時生は「俺本当にすげえなって思ったのが、2000人のところでどこの位置かも分かったっていう。舞台の終わりのカーテンコールで見たら、いたの」と前列で恥ずかしそうに見ている明の姿を発見したこともあるとした。勝地が「息子、本当は見たいんだけど、堂々と行くとちょっと凄い息子のこと見に来てるみたいに思われるのも恥ずかしいって言う感じなのかな」と話すと、時生は「分かんないですねえ」と首をかしげた。 

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2021年11月7日のニュース