泉谷しげる 京王線乗客刺傷事件は「先進国だから起こる部分もある 格差ができちゃってるから」

[ 2021年11月7日 12:35 ]

泉谷しげる
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 歌手で俳優の泉谷しげる(73)が7日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。男が京王線乗客刺傷事件についてコメントした。

 事件が起きたのは10月31日午後8時ごろ。東京調布市を走行中の京王八王子発新宿行き特急の車内で、男が乗客の男性を刃物で刺したうえで、車内にライターオイルをまき、火をつけた。男女17人がケガをし、男性1人が心肺停止状態となった。男は米人気コミック「バットマン」の悪役の「ジョーカー」に憧れていた話しているといい、ジョーカーの扮装で事件に及んでいる。

 泉谷は「自分の若い時のことを言うとですよ」と前置きしたうえで「やっぱり世の中が自分の中で狭い時ですから、気に入らないことがあったり、気にくわないこととか、失敗すると全部社会のせいにしちゃう。相当経験してこないと、自分が悪いからこうなっているんだなとはなかなか到達できない。若い人はどうしても人のせいにする。みんな我慢してるわけじゃないですか。そうなってはいけないって」と見解を示した。

 さらに「もう1つ言えば、アメリカ並の先進国になってきちゃっているから、起こる部分もあるってこと。格差ができちゃってるから」と見解。「先進国だったら、ニューヨーク並みの警備員の乗せるとか、何か誘導することとか、犯罪に対する口頭の誘導ね。ちゃんとやらないとダメですよ。(治安の問題を考えるべき?)そうだと思う。この前に小田急(の事件)でもあるわけだし。こういう事件が起きた時にドアが開かないってどういうことよ」と声を荒げた。

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2021年11月7日のニュース