古市憲寿氏 小山田圭吾の騒動に「『いじめ』のような形で加害者を糾弾するのは反対」

[ 2021年7月20日 10:32 ]

 社会学者の古市憲寿氏(36)が20日までに自身のツイッターを更新。過去のいじめ問題が発覚し、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任すると発表したミュージシャンの「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)の問題について持論を示した。

 フォロワーからの「小山田さんの件について古市さんがどのようにお考えなのかツイートしていただければ幸いです」とのコメントに返信する形で、古市氏は19日に連続投稿で見解をつづった。

 「『いじめ』に関する報道に思うことはずっと一緒で(これまで何度も発言したり書いてきています)、そもそも『いじめ』という言葉がよくないと思うんです。刑法における暴行罪や傷害罪に当たるなら刑事事件になるべきで、学校空間を聖域にするべきではありません」と私見。そのうえで「ここで問題になるには、時間が経過してしまった場合ですよね。和田秀樹さんはトラウマを発症するような事件に関して、時効を長くすることを提案されていたと思います。全ての被害者がすぐに告発できるわけではないからです。ようやく言葉にできるまでに十年、二十年かかることがある。一方で、当事者の問題であること、日本は法治国家であること、の二点が重要だと思います。私刑は許されないわけですから、当事者が告発したい場合に、それを支援する制度や社会のあり方は大事です。だけどそれを、それこそ『いじめ』のような形で加害者を糾弾するのは反対です」と自身の考えを記した。

 「これは今回、騒動になっている件に限らず、色々な炎上騒動に対して思うことです。ですから『週刊新潮』で連載されていた『小説8050』には共感していました」と続けた。

 そして、20日の投稿で「死ぬまで(もしくは死んでも)誰かを許さない社会は、やっぱり違う。何かの理由があるとして、糾弾し続けるのは違う。実際『正義』の暴走は、いくつもの不幸な事件を生んできた。『あなた』は新しく誰かが傷ついたり、死んだりするのを見たいのだろうか。そうではない社会の変え方というのもあるよね」と訴えた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2021年7月20日のニュース