TUBE前田「苦しい決断」「ただただ申し訳ない」 無念のスタジアムライブ中止報告で唇かむ

[ 2021年7月20日 05:30 ]

ライブツアーの大阪公演を行ったTUBEの前田亘輝(右)ら
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 ロックバンド「TUBE」が19日、大阪・オリックス劇場でホールツアーの大阪公演を行った。14日に公式サイトで発表した8月28日の横浜スタジアム、9月11日の甲子園球場でのライブ中止について、ファンに直接報告。ボーカル前田亘輝(56)は「苦しい決断だった。楽しみにしてくれていた皆さんには、ただただ申し訳ない」と唇をかんだ。

 1988年の初演以降、計130公演行ってきたTUBEの名物とも言える野外ライブ。コロナ下の昨年は、スタジアムライブを無観客配信に切り替え、有観客での開催は今年に延期したが、それもかなわなくなった。

 前田は公演前、スポニチの取材に「内心はまだ1ミリも納得できていないです」と本音を吐露。「昨年の延期を決めた際も、コロナが終息してるか不安はあるけど、みんなで1年間踏ん張ろうと確かめ合ったが、不安ばかりが的中する。今は来年仕切り直して、という気分には誰もなれていないと思う。丸2年ダメになった事を考えると、安易に来年やるとは言えない」と無念さをにじませた。ステージ上でも、「ファンもTUBEも大人。『来年またやるからね』なんて軽々しく言いません」と正直に告げた。

 前田は苦境にあえぐエンタメ界全体にも思いを寄せる。「TUBEのライブはなくなっちゃうけど、もし前を向いて頑張るエンターテインメントがあるなら、その人達に笑顔を、光を向けてあげてほしい」と客席に呼びかけた。「TUBEはまたゼロから少しずつ積み重ねますから。TUBEの芽が出たら水を、光を、与えてもらえたら」と語り、「僕らも頑張るから、皆さんも頑張って。辛い事は多いけど、人間である事を楽しみたいね」とエールを送った。

 実はこの日も、コロナ禍の影響で延期された5月のライブの代替公演。前田が「コロコロ替わる日程の中、よく来てくれました。僕らの音楽を待ち続けてくれた人が居るからやれる。TUBEに音楽を、ライブをやらせてくれて、みんな本当にありがとう」と感謝を告げると、大きな拍手がわき起こっていた。

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