羽生善治九段 A級順位戦で開始11時間後に千日手 午前1時24分に終局し、1勝1敗

[ 2021年7月21日 01:42 ]

羽生九段
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 羽生善治九段(50)が20日、東京・将棋会館で第80期名人戦A級順位戦の2回戦に臨み、菅井竜也八段(29)との対局は83手目、同一局面が4回出現して午後9時19分に千日手が成立し、先後を入れ替えて30分後、菅井の先手で指し直した。羽生の千日手は通算2121局目で48局目。指し直し局は21日午前1時24分、羽生が117手で投了した。羽生、菅井ともに1勝1敗になった。

 A級は来年3月までトップ棋士10人が総当たりし、渡辺明名人(36)=王将、棋王の3冠=への挑戦権を争う。対局は持ち時間6時間で午前10時開始。戦型は振り飛車党・菅井の角交換型振り飛車へ進み、千日手の局面は中盤の難所を迎えていた。

 指し直し局は残り時間の少ない羽生の持ち時間に4分追加して1時間、菅井にも同様に4分追加して1時間49分として再開した。戦型は菅井の十八番・ゴキゲン中飛車になり、お互い金銀3枚の堅陣を敷き合って消耗戦に。先に斬り込んだのは羽生だったが菅井の逆襲を受け、左右挟撃に羽生が頭を下げた。

 羽生は2017年、竜王を獲得してタイトル通算99期に達し、100期の金字塔へ王手をかけると共に当時のタイトル全7冠の永世称号を全て獲得して永世7冠となり、国民栄誉賞を受賞した。ところが以降、獲得から遠ざかる。翌18年、竜王を失冠して27年ぶりの無冠へ転落。大台への足踏みが続いていたが、今期は初戦で佐藤康光九段(51)に勝利し、好発進を決めていた。

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