「マヂラブスタイル」が関西の賞レースも席巻 結成8年目の隣人が「ytv漫才新人賞」で優勝

[ 2021年2月28日 19:29 ]

「隣人」の中村遊直(左)、橋本市民球場                              
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 芸歴10年目までの若手漫才師で争う「第10回ytv漫才新人賞決定戦」が28日、大阪市内で行われ、結成8年目の「隣人」が初優勝した。

 1期後輩だが、露出も多い「コウテイ」との最終決戦を制し中村遊直(32)は涙が止まらなかった。収入のほとんどは「飲食でのバイト」だが「コロナで休業中で貯金を切り崩していた状態。賞金は生活費にします」と切実に訴えながら「親に30万ぐらいあげて、Tシャツでも買います」。橋本市民球場(28)は「かわいがっている後輩といい焼き肉を食べたい」と笑顔だった。

 昨年「M―1」を制した「マヂカルラブリー」を連想させる体を張ったネタ。中村は「マヂラブさんがいて良かった。“床使ってもええんや”と」と話し橋本も「この後“漫才か漫才じゃないか”論争2波が来たらおもしろいな」と、いたずらっぽく笑った。

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