立川志らく 総務省接待問題で「菅総理の息子は使われたような気がしますけどね」

[ 2021年2月28日 11:48 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が28日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題に私見を述べた。

 総務省は24日に正剛氏らとの会食は利害関係者からの違法接待と認め、事務次官級の谷脇康彦総務審議官(60)ら9人を減給や戒告の懲戒処分とするなど計11人の処分を発表。菅首相は総務審議官当時に正剛氏らから7万円超の接待を受けた山田真貴子内閣広報官(60)を厳重注意した。山田氏は給与10分の2の3カ月分に相当する額を一括で自主返納する。武田良太総務相は、閣僚給与3カ月分を自主返納するとともに、副大臣をトップとする検証委員会を設け、放送行政がゆがめられた事実の有無などを調査する方針を明らかにした。

 志らくは「1番大事なのは行政の歪みがあったか、それがうやむやになりそう。(今回の騒動で)結局、みんな(あったんじゃないかと)疑う。潔白を証明してあげないと…。映画はいいけど、囲碁・将棋チャンネルなんてオチオチ将棋なんか指してられない」と見解。「菅総理の息子は使われたような気がしますけどね」とも加えた。

 フリーアナウンサーの川田裕美氏(37)は「本当に接待を受けて、その見返りに何かをしてあげる、それが目的ならもちろんダメなんですけど」と前置きしたうえで「ちょっとした気の緩みなんだったら、それこそ不思議。数回しかないですけど、私も国会議員の方をご飯食べた時に、最初から割り勘なんで!ってご自身からおっしゃって。手土産すら持ち帰らない…。きっちりしていた。そういう基本中の基本をやってらっしゃらないんだろう」と首をひねった。

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2021年2月28日のニュース