ヤマザキマリ氏 漫画家になったきっかけ「絵をかいて食べていける職業って何だろうって思ったら」

[ 2021年2月28日 16:59 ]

ヤマザキマリ氏
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 「テルマエ・ロマエ」で知られる人気漫画家で文筆家のヤマザキマリ氏(53)が28日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に生出演し、漫画家になった経緯を明かした。

 ヤマザキ氏は「もともとは油絵の絵描きで漫画家になる予定は全くなかった」と言い、安住紳一郎アナウンサー(47)に「きっかけは何だったんですか?」と聞かれ、「油絵だと食べていけないので、絵をかいて食べていける職業って何だろうって思ったら“漫画だ”って思い立って、それで28歳の時に初めて漫画かいて、見よう見まねでぐちゃぐちゃでめちゃくちゃな漫画を」と明かした。

 「イタリアなど海外にいながら日本の出版社の方とやり取りして?」の問いには、「新人賞っていうのをもらった時に“あっこれっでいったん日本に帰るかな”って。その時にシングルマザーで、要するに結婚してないけど子どもが生まれて、何か手に職を持たなければいけない、そろそろ社会的な仕事をしないとヤバいなと思って、よーし漫画かこうと思って」と言い、「社会的な仕事って発想で漫画ってところ自体が間違ってる。それで私の出自が分かると思うんですけど。それで新人賞に引っかかったもんだから、賞金10万円出てその10万円で当時のアイロフロート・ソビエト航空(現アイロフロート・ロシア航空)でチケット買って子ども連れて日本に帰って、よしここからあらためてスタートしようってことで、それで気が付いたら漫画家になってた」と経緯を説明した。

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2021年2月28日のニュース