「天国と地獄」東朔也の正体＆手紙の差出人判明　またも衝撃の急展開！日高の過去にネット涙も「切ない」

日曜劇場「天国と地獄～サイコな2人～」第7話。父・満（木場勝己）から意外な過去を聞く日高（魂・彩子、高橋一生・左）と妹・優菜（岸井ゆきの）（C）TBS
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　女優の綾瀬はるか（35）が主演を務めるTBS日曜劇場「天国と地獄～サイコな2人～」（日曜後9・00）は2月28日、第7話が放送され、前回急浮上した謎の人物「東（あずま）朔也」の正体などが明らかになった。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　鹿児島・奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」かのごとく、刑事と殺人鬼の魂が入れ替わる究極の“スイッチエンターテインメント”。脚本はNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主　直虎」などで知られる森下佳子氏（50）が手掛けるオリジナルストーリー。
　
　第7話は、彩子（魂・日高、綾瀬）は身元不明の遺体の中から「東朔也」という人物を探していた。日高（魂・彩子、高橋一生）と河原（北村一輝）もその名前にたどり着くが、事件とのつながりは見えてこない。一体、何者なのか。そして、日高（魂・彩子、高橋）のもとに、息子が記憶喪失になったと知り、心配した父・満（木場勝己）から連絡が入る。妹の優菜（岸井ゆきの）と実家へ帰った日高（魂・彩子、高橋）は、父から日高に関する意外な過去を聞かされ…という展開。

　「明日3時。学校のそばの歩道橋で待ってます」と書かれたラブレターのような手紙は「朔也くんからのものだ。東朔也くん。おまえの双子の兄さんだよ。二卵性らしいから。オレとおまえには血のつながりはないんだよ」――。父の口から衝撃の事実が明かされた。

　満が福岡・中洲でラーメンの屋台を営んでいた頃、赤ちゃんの日高をおんぶした“お母さん”（徳永えり）が客として訪れ、一目惚れ。「無料でいいので、ちょくちょく食べに来て」と声を掛けた。“お母さん”が毎日やって来ると、店も繁盛。「お母さんはもうオレの神様。ついでにもうカミさんになってくれ」と結婚した。

　バブルがはじけた頃、日高は二卵性の双子で、兄がいると“お母さん”に打ち明けられた。「結構いい家」で年齢も離れた前夫・東（浅野和之）と別れる際、長男は引き取れず。朔也は何不自由なく育っていると思っていたが、バブルがはじけ、東は四方（猟奇殺人事件の被害者）から負債を押し付けられたという。満と“お母さん”は援助を申し出、朔也を引き取ろうとしたが、叶わず。その約1カ月後、朔也からの手紙が日高の学校の靴箱に入っていた。

　朔也からの手紙だとピンときた“お母さん”は翌日、歩道橋の様子を見に行った。歩道橋で抜けた歯を落とし「集めているんだ」と探す日高。そこに通り掛かり、その時、偶然歯が抜けた朔也は「これじゃ、ダメ？」。同じ部分の歯だった。その後、“お母さん”は朔也に事情を明かしたが、朔也は東京に引っ越す前に「1回、会ってみたかっただけだから。弟、どんなヤツなのかって」。“お母さん”は電話番号を渡し、朔也はその場を去った。

　そして、陸（柄本佑）のアルバイトの先輩“師匠”こと湯浅和男（迫田孝也）が居酒屋を出た後に突然倒れ、救急搬送。東朔也のことを相談していた医療ソーシャルワーカーから、既往症が該当するとみられる人物が「昨夜、救急搬送された」と彩子（魂・日高、綾瀬）に連絡が入る。

　歩道橋の壁に「9」と落書きした若い男（上杉柊平）は「40代ぐらいのおっさん」という依頼主の特徴について「右の手のひらにホクロありました」。幼少期の朔也も右手の手のひらにホクロがあった。陸は意を決し、火傷したからと右手に巻かれた“師匠”の包帯を外そうとする…。“師匠”は東朔也なのか――。

　一方、新たな猟奇殺人事件の犠牲者はリストにない人物。彩子（魂・日高、綾瀬）は「もう、これ反則だろ」と吐き捨て、清掃されていない事件現場に「もう、ダメだ」とつぶやいた。

　SNS上には「第7話、急展開過ぎる。内容が濃過ぎる」「1週間待てねぇ！早く結末教えてくれぇ！」「毎話ごとに衝撃展開が組み込まれているの、ホントすごいよなぁ…掌で転がされる（笑）」「謎がドミノ倒しのごとく解明されていくけど、今度こそ信じていいの？」「並みのドラマなら次が最終回くらいの感じだけど、まだひと波乱ふた波乱ありそうだなぁ」などと興奮の声が続々。

　「切ない方へ加速した天国と地獄」「兄弟の歩道橋シーンは涙なしに見れんかった」「朔也くんと母のシーンは涙なしでは見られなかった。あんな良い子が連続殺人とか信じたくない」と涙する視聴者も。

　「ひとまず、タイトルが指している2人が誰なのか明確になった回…になったんだろうか」「裕福な家庭で育った天国の（日高）陽斗と貧しい家庭で育った地獄の朔也。朔也が殺して証拠を陽斗が消す。朔也は師匠説が濃厚」「日高家で育った陽斗も、あの人柄の朔也師匠も殺人を犯すなんて思えない。他にまだいそう。どんでん返しありそう。陸の過去もなんか怪しいし」「父母のどちらに引き取られるかで天と地の運命を辿ることになった兄弟とか手を汚して働く名もなき者とか、深い所に切り込んできた。殺人事件の真相は少し見えてきたけど、なぜ彩子と入れ替わったのかがまだ全然見えない。彩子側の生い立ちとか家族とか全然出てこないのも何かあるのか？」「師匠が薬と一緒に落っことしたSDカードの中身が気になる」「二卵性の双子だからこそ相手の歯が証拠になる」などの考察も相次いだ。