大勢、これぞ守護神! 1点リード、1死一、二塁でエース菅野を救援 満塁にするも失点せず16セーブ目

[ 2022年5月19日 22:25 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年5月19日    東京D )

<巨・広>勝利しガッツポーズの大勢(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のドラフト1位ルーキー守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が広島戦(東京D)で両リーグ単独トップの今季16セーブ目をマークした。

 エース菅野が391日ぶりとなる完投勝利を目前にした9回1死から西川、マクブルームに連打されて一、二塁とし、127球で降板。

 ここで菅野をリリーフした大勢は最初に打席へ迎えた坂倉に死球を当てて1死満塁とピンチを広げた。だが、小園を150キロ超の速球で追い込むと、最後はフォークボールで浅い中飛に仕留め、三走・西川をベースに釘付け。続く野間には菅野が2回に右翼フェンス直撃の先制二塁打を打たれていたが、初球から154キロ、154キロ、151キロ、152キロと速球で押し込むと、最後は2球連続フォークで空振り三振に斬って取り、ゲームセットに持ち込んだ。

 大勢の投球内容は2/3回で打者3人に対して15球を投げ、無安打無失点。1三振を奪い、四球0の死球1、直球のMAXは154キロだった。

 ▼巨人・原監督 まあ、大したもんですね。ワンアウト満塁からの初球をね、大城もよく止めましたね。まあ、0―2カウントになりながらも、そこからしっかりと得点を与えなかったのは見事な、まあまあ火消しだったと思いますね。(9回途中からマウンドに上がるのは)初めてでしょうねえ。まあ、少し荷物は重かったかもしれないですけど、非常にそのなかでもね、自分のピッチングができたというのは非常に大きいですね」

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