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阪神・佐藤輝「タフマンパワー」でトドメ10号!新人から2年連続2桁弾は岡田以来41年ぶりの快挙

[ 2022年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8-1ヤクルト ( 2022年5月18日    神宮 )

<ヤ・神>6回無死、中越え本塁打を放ち、ナインに迎えられる佐藤輝(撮影・平嶋 理子) 
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 天性のスラッガーの阪神・佐藤輝らしい一発だった。6回無死。3番手右腕・木沢の154キロ外角低めのシュートを、弾丸ライナーでバックスクリーンへ叩き込んだ。普通ではなかなか届かない低い弾道がフェンスを越えた。「すごくいい当たりでしたよね」と、自画自賛した10号ソロだ。

 球団の新人最多24本塁打を放った昨年に続く2桁到達。入団2年連続10本塁打以上は、球団では81年岡田彰布以来、41年ぶりの快挙だ。しかし、新たな勲章を手にしても、変にかしこまったりしないところが、令和の大砲の最大の特徴だ。

 往年の名選手に肩を並べたと聞かされても「そうなんですか?いやーまだ10本なんでね、もっと打ちます」と図太く宣言。2本塁打を放った15日のDeNA戦後は、ホテルで出る「納豆卵かけご飯」を好調の要因に挙げていたが、この日は球場で提供されるヤクルトが販売する滋養強壮ドリンクが力の源だとし、「タフマンは神宮に来たら飲めるので、それでパワーが出ます」と珍回答をした。発言の本気度は測りかねるものの、結果的に相手を飲み干した。

 効果的な追加点になった6回のソロは、この試合チーム4本目。1試合の今季最多アーチを記すとともに、3番マルテ、5番大山に続く一撃で、今季初の「クリーンアップ本塁打そろい踏み」も果たした。8回には田口から、リーグトップの14本目の二塁打を放った。

 上機嫌の主砲を尻目に、矢野監督は先発の高橋から喫した2三振に、釘を刺すことを忘れなかった。特に3回1死一、三塁で空振り三振に倒れた場面に触れ「そりゃ10号は打つやろう。でも、その前(の打席)。前日もいいところで打ってないんで」と求めるハードルは高い。虎の看板打者になる道は、長くて険しい。(倉世古 洋平)

 《左打者では初》佐藤輝(神)が6回、中越えソロ。シーズン10本目で、新人の昨季24本に次ぐ2年連続の2桁到達。阪神選手の新人から2年連続2桁本塁打は80、81年の岡田彰布以来41年ぶり5人目で左打者では初めて。チーム43試合目は昨季より10試合遅い到達だが、昨季後半戦のようなスランプにならずに完走できれば33本を狙えるペースだ。

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