阪神・西純“ダメダメな弟”凌矢の成長が刺激に

[ 2022年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8-1ヤクルト ( 2022年5月18日    神宮 )

<ヤ・神>完投勝利し、ホームランボールを左手に、ウイニングボールを右手に持って笑顔の西純(撮影・平嶋 理子) 
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】西純の活力になっているのが、広陵に在学する3学年下の弟・凌矢の存在だ。今春の選抜では代打で適時打を放つなど聖地で躍動。その姿に「格好いいなと。真面目で優しすぎて、チャンスを人に譲ってしまうタイプ。僕は期待しているけど、身内の中ではダメダメな弟という感じだったので、ちょっとは見返せたんじゃないかな」と心底喜んでいた。

 今月1日の今季初登板前日、そして当日にも凌矢は春季大会で本塁打を放ち、優勝に貢献した。“ダメダメな弟”を卒業した姿に「その力にあやかってじゃないですけど、自分にとっていいものはどんどん吸収する気持ちでやりました」と刺激を受け、今季初勝利につなげていた。この日の兄の躍動を、甲子園を目指す弟も見ているはずだ。(阪神担当・阪井 日向)

続きを表示

2022年5月19日のニュース