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巨人・中山 ポスト坂本へ、切磋琢磨する“ライバル”の存在「刺激をもらいながらできている」

[ 2022年5月19日 08:00 ]

<巨・中>高橋宏から右前打を放つ中山(撮影・白鳥 佳樹)5月14日撮影
Photo By スポニチ

 高卒2年目で早くも実現した、1軍の舞台での同級生対決。巨人・中山礼都内野手(20)と中日・高橋宏斗投手(19)が14日に東京ドームで初対決し、1勝1敗だった。中山は「高校時代から逆算して考えながら練習に取り組んで、その中で結果を残していたので尊敬していた。やはりストレートは速くて、強かった」とし、高橋宏も「今日はやられましたね。やっぱり最強バッターです」と振り返った。

 愛知の強豪・中京大中京でチームメート。中山は「3番・遊撃」、高橋宏はエースとして活躍し、新チーム結成から公式戦28勝無敗を引っ張った。コロナ禍で春夏ともに甲子園が中止となった「ロストジェネレーション世代」。開催されていれば間違いなく、甲子園を沸かせたチームだった。他の世代と比べアピールの舞台は限られたが、中山は巨人のドラフト3位、高橋宏は中日に同1位指名を受けプロ入りした。

 中山はポスト坂本の呼び声高く、高橋宏も将来のエース候補として期待されるなど若手の有望株。別のチームとなった今も、お互いを意識し、切磋琢磨している。ことあるごとに連絡を取り合う間柄で中山は「高校時代からずっと一緒にやってきたんですけど、凄く刺激をもらいながらできている。ライバルではありますけど、自分にとっては凄くいい存在」と話す。

 活躍が何よりの活力だ。4月7日に高橋宏がプロ初勝利。その試合で初安打初打点も記録した。2軍で汗を流していた中山は「先越されちゃいましたね」と悔しさをにじませながらも「元々バッティングも良かったんで、驚かないですよ」とうれしそうに言った。そして中山も負けじと、6日にプロ初安打をマーク。絶対的な存在である坂本が不在の中、懸命にアピールを続けている。

 同級生対決でもかなり珍しいが、高卒2年目で実現させることが2人のポテンシャルの高さを証明している。これから何度も行われるであろう対決は楽しみでしかない。(記者コラム・小野寺 大)

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