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DeNA・牧が10号3ラン 新人から2年連続2桁本塁打は村田以来18年ぶり3人目

[ 2022年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7―6中日 ( 2022年5月18日    バンテリンD )

3回、牧は3ランホームランを放ち、高々とハイタッチする(撮影・椎名 航)
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 美しい放物線を描いた白球が左中間席に着弾した。DeNA・牧が松葉の内寄り低めに沈むカットボールを手元まで引きつけて強振。「捉えたと思ったけど、入ると思わなかった」と目を丸くした。

 1―0の3回2死一、三塁で2試合連続の10号3ラン。昨季に次々と新人記録を塗り替えた男が、また球団史に名を刻んだ。新人から2年連続2桁本塁打は60年の桑田武、04年の村田修一に続き、18年ぶり3人目の快挙。「男・村田」に並んだスラッガーは「記録は知らなかった。うれしいです」と笑った。

 牧の辞書に「2年目のジンクス」という文字はない。打率はリーグ2位の・339。3番・ソト、5番・宮崎を従えて4番に鎮座する。理由は強心臓だ。開幕直後だった3月29日のバンテリンドーム。地元の長野から知人が駆けつけ、試合前に球場敷地内で談笑。知人が周囲が中日ファン一色の状況に気が引け、牧のレプリカユニホームを脱ごうとすると「この中で着続けなければダメ。着続けたらいつか食事をごちそうする」と言い放った。相手ファンがざわつく中でも笑顔で会話を続行。どんな状況でも平常心を維持するのはグラウンドでも同じで、三浦監督も「楽しませてくれる存在」と、一目置いている。

 チームは一時5点リードを追い付かれる展開となったが競り勝ってバンテリンドーム2連戦で2連勝。開幕からの同球場5連勝は6連勝した01年以来21年ぶりだ。「この流れで次のヤクルト戦も勝ちたい」と牧。風格十分の4番に死角はない。(大木 穂高)

 ≪桑田武、村田修一に次いで3人目≫牧(D)が10号。新人だった昨年の22本に次ぎ2年連続で2桁に乗せた。チームで入団1年目から2年以上連続で10本塁打以上したのは59~67年桑田武、03~11年村田修一に次いで3人目になる。昨年の10号はチーム59試合目(自身58試合目)だったが、今季は37試合目(同31試合目)と20試合以上ペースが速い。なお、中日戦の本塁打は通算8本目。本塁打した試合にチームは7勝1分けと負けがない。

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