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広島・小園、敗戦でも意地見せた7戦連続マルチ 6番継続起用へ

[ 2022年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2-4巨人 ( 2022年5月18日    東京D )

<巨・広>6回、適時打を放つ小園(撮影・白鳥 佳樹) 
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 広島・小園海斗内野手(21)が18日の巨人戦で、7試合連続マルチ安打に伸ばした。6回の右前適時打で初得点を生むなど鼓舞する反撃は及ばず、計7イニングで得点圏に走者を進めながら2得点。引き分けを挟んで3連敗に沈んだ。佐々岡真司監督(54)は復調著しい小園を今後も6番に置く方針を明かし、得点源としての役割を期待した。

 首脳陣が小園を6番に置く狙い通り、何度も得点圏で打席が回ってきた。0―1の4回1死一、二塁では山崎伊の直球に詰まって二直。続く6回の打席も無死一、二塁の絶好機だった。「甘い球は来ないと分かっていた」と初球を積極的に狙った。真ん中低め直球を叩いて一、二塁間を破り、チーム初得点となる適時打を決めた。

 「しっかりと食らいついていけた。(同じ左打者の西川)龍馬さんのときも入りからフォークが多かった。それを頭に入れつつ、対策を練っていた」

 2回1死での1打席目で左前打を放って、マルチ安打は7試合連続にまで伸びた。9試合連続安打として、5月は月間打率・440(50打数22安打)と好調。開幕3番で迎えた3、4月に同・157の不振で打順は上位から外れたものの、中軸の直後に座って打線を支えている。

 現在は6試合連続で6番として先発出場中。不振から完全に脱した中、佐々岡監督は「それ(打順を上位に戻すこと)も考えたが、5番坂倉の後ろがチャンスで回ってくる。小園が当たっている分、6番に適任者が出るまでは(打順を変えない)」と言及し、今後も小園を6番で起用し続ける方針を明かした。

 得点源として6番に置かれている以上、小園自身は2安打よりも、得点圏での2度の凡退を悔いた。2点差に迫った7回2死一、三塁では二ゴロ凡退。「あそこで試合がほぼ決まった。次のチャンスがあれば、返していけるようにやっていきたい」と力を込めた。

 小園が開幕時に座っていた3番を担う西川は、計4度の得点圏で無安打3三振。22打席連続無安打と不振に迷い込んでいる。それだけに、中軸の直後に座る小園の役割は大きくなっていると言える。

 「今まで打てていなかった分をどんどんと返していけている。一日一日やっていけたらなと思っています」

 チームは引き分けを挟んで3連敗。巨人の2発4得点を見た佐々岡監督は「うちはうちの野球をやるだけ」と言った。今季のチーム方針は「つなぐ攻撃」。コツコツとつないで、6番の小園に回す。(河合 洋介)

 《マルチ球団最長は9試合連続》小園(広)が7試合連続マルチ安打。7試合のうち3安打は3度で、計31打数17安打(打率・548)。球団最長は10年栗原健太が5月2日の中日戦から同14日の楽天戦まで記録した9試合連続。9試合のうち3安打は1度で、計36打数19安打(打率・528)だった。

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