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巨人・山崎伊で首位ヤクルトと0差 “桑田イズム”継承 5回2/3を1失点&打率7割5分

[ 2022年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4-2広島 ( 2022年5月18日    東京D )

<巨・広>インタビュー後、ポーズをとる(左から)ウォーカー、山崎伊、ポランコ(撮影・河野 光希)
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 これも全力プレーゆえの「名誉の負傷」かもしれない。巨人・山崎伊は6回2死一、二塁で右足がつり、緊急降板。それでも、投げてよし、打ってよしだった。かつてのエースをほうふつさせる姿に拍手が送られた。

 投げては5回2/3を7安打1失点で「粘って粘って、何とか試合をつくれたかな」。5回に2死一、二塁のピンチでは3番・西川をフォークで空振り三振に斬り、本拠地初勝利を引き寄せた。

 投球以上にバットで沸かせた。3回先頭で床田の135キロスライダーを中前打。「バッティングは好き」という右腕は3月26日中日戦でのプロ初打席でも適時内野安打を放つなど、デビューから4打数3安打で打率・750とセンスが光る。5回無死一塁でも投前犠打を決め、ウォーカーの3ランにつなげた。

 「師匠」の桑田投手チーフコーチは通算192安打、打率・216を誇り、打てる投手の代名詞だった。春季キャンプの際、当時の映像を目の当たりにし「ホームランを打っていたので凄い驚きました」。自身も明石商では外野手兼一塁手としても出場。快足を飛ばして単打性の当たりをたびたび二塁打にし、時にはヘッドスライディングも見せて同僚を引っ張っていた。「勝つには守備、打撃、バントも走塁も全部大事」との桑田コーチの教えを実践しており、山崎伊は「“自分を救うプレーなので”と言われている。ここまではしっかりとできているかな」と胸を張った。

 チームは2カード連続の勝ち越しを決め、阪神に敗れた首位・ヤクルトにゲーム差なしと肉薄。桑田イズムが、しっかりと2年目右腕の心に宿っている。(花里 雄太)

 ▼巨人・原監督(山崎伊は)バッティングも大したもんだ。素晴らしいですね。

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