【大谷翔平と一問一答】直球の平均球速は過去最速158・6キロ「強度に慣れてきた」

[ 2022年5月19日 13:48 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―6レンジャーズ ( 2022年5月18日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス> 初回、カルフーンから三振を奪った大谷 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が18日(日本時間19日)、敵地でのレンジャーズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、投手では6回6安打2失点、7三振3四死球2暴投で勝敗は付かず、3勝2敗のままだった。防御率は2・82。打者では5打数無安打だった。チームは延長10回タイブレークの末、5―6でサヨナラ負けし、今季初の3連敗を喫した。以下、試合後の主な一問一答。

 ――直球の平均球速98・6マイル(約158・6キロ)は過去最速だった。
 「特に何かを変えていたわけではないですけど。強度に慣れてきたっていうのはあるかと思います」

 ――ハイム選手に3安打2打点。今季通じて5打数5安打と相性が悪い。
 「良い打者だと思いますし。ただ、いいところというか、投げるべき球は投げられているので。どっちに転んでも正直いいゲームだったなと思います」

 ――投球全体を振り返り。
 「ちょっとメカニック的に思うようにいかないときがあるので。それが試合の中で良い方向に転んでいないところかなと思いますし。きょうに関してはツキもなかったかなというような試合かなと思います」

 ――チーム全体として調子がいい中での3連敗について。
 「前にも言った通り、必ずこういう時ってくると思うので、明日休みを挟んで。その次からどうするかがやっぱり大事だと思うので。いつまでも負けを引きずっても仕方ないので、切り替えて頑張りたいなと思います」

 ――どの球種が良くなかったか。
 「どの球種が良くなかったというより、メカニック的に良くなかったので。1個1個の球自体は良かったですけど。思ったところにいかなかったりとか、真ん中付近の球も多かったのでそういうところかなと思う」

 ――前回はフレッシュな状態ではないと言っていた。この日の体調は。
 「先発の日はだいたいいつも連戦の最終日、今のままだと必ずフレッシュな状態でというわけにはいかないですけど。それでもここの3連戦は全部ナイターゲームですので、前回よりは睡眠も取れて良い状態で入れたかなと思う」

 ――それは球速が上がったことと関連しているのか。
 「というより、変化球も含めてコマンドも含めてそんなにいけるなっていう雰囲気ではなかったので。逆に言えばもう球速で押していくスタイルしかなかったかなという感じかなと思います」

 ――ハイム選手への意識は。
 「前回打たれたのでそういう投げるところ、気を付けるところっていうのはありますけど。全体的に見たときにはシーガー選手だったりとか。きょうも出塁許しましたけど、(レンジャーズ打線は)そういうところでリズムをつくるスタイルなのかなと思いますし。1個2個出塁させましたし、そういうところが抑えられれば違うかなと思います」

 ――速めのカーブは使い分けているのか。
 「使い分けていますね。カーブは比較的良かったと思うので使っていけるかなと思います」

 ――ハイム選手に打たれたのもカーブだったか。
「ポテンヒットですか?最後はそうですね。アウトコースですね」

 ――スプリットが少なかった。ゲームプランなのか、メカニックなのか。
 「どっちもありますね。投げないほうが良さそうだなという。逆にそんなリスク追わなくてもいいのかなとは思うので。十分に真っすぐとスライダーとカーブでいけるんじゃないかという感じはありましたね」

 ――それはスプリットの落ちが悪かったという理由からか。
 「そうですし、良かったとしてもそんなに使わない試合もあるので。全体のパーセンテージを管理しながらやんないといけないので。特に強いチームとやるときには投げない球も投げていくっていうのは大事なことで。逆に言えば良い球ばっかり投げていくってわけにはいかないですし、全体見ながら決めていきたいなと思います」

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月19日のニュース