阪神 守護神・湯浅が2回零封 通算8登板目で初の回またぎも躍動

[ 2022年4月8日 22:55 ]

セ・リーグ   阪神3ー3広島 ( 2022年4月8日    甲子園 )

<神・広>10回に続き11回も無失点に抑えた湯浅は雄たけびをあげながらベンチへ戻る(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 守護神を務める阪神・湯浅が、延長10回から2イニングを無失点に抑える好救援をみせた。

 「結果的に2イニングをゼロに抑えることができて自分の役割を果たすことができたと思います」

 延長10回にマウンドに降り立つと、坂倉、長野、会沢と好打者3人を3者凡退に。更に圧巻だったのは、プロ通算8登板目で初の回またぎとなった延長11回だ。先頭・上本に15球粘られた末に四球を選ばれるも、続く堂林の送りバントを素早く二塁に送球して間一髪併殺に。最後は先月29日にサヨナラ打を浴びた西川を外角への150キロで見逃し三振。力強く吠えた21歳の守護神に注がれたのは、惜しみない拍手だった。

 背番号65は「初の回またぎでしたが、不安なくマウンドに立つことができました。気を引き締めてまた次回抑えることができるように、準備したいと思います」と力を込めた。

続きを表示

2022年4月8日のニュース