大谷翔平 史上初「1番・DH兼投手」先発 初球いきなり161キロ! 自身初の開幕投手 5回途中降板

[ 2022年4月8日 11:11 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2022年4月7日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ>開幕戦で力投する大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦に「1番・DH兼投手」で先発出場した。

 メジャーでは自身初の開幕投手の大役を任された。アストロズの強打者で1番のアルトゥーベに対しては、第1球でいきなり100マイル(約161キロ)をマーク。最後は内角へのスプリットを決めて見逃し三振に仕留め、この回は走者を背負いながらも無失点で立ち上がった。2回はペーニャ、マコーミックから連続三振を奪い、無失点。3回も連続三振で2死としたがブラントリーに右越え二塁打、ブレグマンに左前適時打と連打を浴び、1点を失った。それでも4回はカーブ、直球を交え、三者連続三振。4回までに8三振を奪い、結局4回2/3、4安打9奪三振1失点で降板した。降板後は新ルールに則り、そのままDHに入った。

 相手の先発は昨季11勝6敗、防御率3・14の左腕バルデス。打っては初回が遊ゴロ、3回の第2打席は見逃し三振だった。

 「1番・DH兼投手」は今季から先発投手が降板後もDHに残って出場する新ルールが導入されたもので早速適用された。

 5日(日本時間6日)、ドジャースタジアムでのドジャース戦前にキャンプ総括会見で大谷は「楽しみですし、まずは今日(1番・DHで)出て、万全な状態で(開幕戦に)出られるように準備したい。初戦を取れるか、取れないかで変わる。ホームの開幕戦。まずは1球目、集中して投げたい」と意気込み。昨季は満票でア・リーグMVPに輝いた。米メディアから今季の公約を求められると「約束することはできない。どうなるかわからないのが野球なので。100%努力することは約束できるかなと思います」と力強く語っていた。

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