【大谷一問一答・3】スプリット不調も「それなりに投げた」 長いシーズンの始まり、開幕戦に込めた思い

[ 2022年4月8日 17:46 ]

ア・リーグ   エンゼルス1ー3アストロズ ( 2022年4月7日    アナハイム )

開幕投手として登板したエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦に「1番・DH兼投手」で先発出場した。投手としては、初回の第1球でいきなり最速100マイル(約161キロ)を計測し、4回2/3、4安打9奪三振1失点と力投。降板後も新ルールの適用でDHとして打席に立ったが無安打に終わり、チームは1-3で敗れて開幕戦黒星を喫した。

 試合後の一問一答は以下の通り。(2から続く)

 ――スプリットが良くないという判断の切り替えはいつか。

 「良くないから投げないということはなかったですね。むしろ良くないからこそ投げるカウントでは投げるという選択肢もあるので。それは相手チームによっても、アストロズかマリナーズかどこが相手かによっても変わってきましすし。相手のバッターによっても、反応によっても変わってくるので。投げる時は悪くても投げなきゃいけない時もあるしっていうところで。今日は悪かったですけど、それなりには投げたので。パーセンテージの管理もしましたし。次戦以降、自分のデータをまた管理しながらやりたいなと思っています」

 ――あると思わせて違う球でしとめていく。
 
 「きょうだけで終わるわけではないので。このピッチャーは悪いから投げないとか、そういう選択肢が広がる可能性が今後何試合かやっていく同地区の相手なので。そういう可能性を捨てないってのが大事」

 ――昨年と比べて投球のメカニックは良くなっているか。
 
 「去年も特には悪くはなかったですけど、序盤はばらついたりとか四球も多かったりとかしていたので、それにくらべたらまだマシかなという感じかなと思います」

 ――トラウト、レンドンが後ろにいる心持ちは違う。

 「安心感は違いますね。後ろに良いバッターが。あれだけ打ってくれるバッターがいるのは心強いです。ただやることは変わらないので。きょうは、そういう意味では僕自身が前に出塁して得点につながるチャンスをつくれなかったっていうのがああやってどんどんイニングを重ねてしまった原因かなと思います」

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