大谷翔平 開幕黒星 5回途中9K1失点、161キロ力投も…打撃は4打数無安打 9回判定覆らず幕切れ

[ 2022年4月8日 14:29 ]

ア・リーグ   エンゼルス1ー3アストロズ ( 2022年4月7日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ> 5回、内野フライに倒れる大谷 (撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦に「1番・DH兼投手」で先発出場した。投手としては4回2/3、4安打9奪三振1失点と力投。降板後も新ルールの適用でDHとして打席に立ったが4打数無安打に終わり、チームは1-3で敗れて開幕戦黒星を喫した。

 メジャーでは自身初となる開幕投手の大役。アストロズの強打者で1番・アルトゥーベに対しては、第1球でいきなり100マイル(約161キロ)をマーク。最後は内角へのスプリットを決めて見逃し三振に仕留め、この回は走者を背負いながらも無失点で立ち上がった。2回はペーニャ、マコーミックから連続三振を奪い、無失点。3回も連続三振で2死としたがブラントリーに右越え二塁打、ブレグマンに左前適時打と連打を浴び、1点を失った。それでも4回はカーブ、直球を交え、三者連続三振。4回までに8三振を奪った。5回は先頭のマコーミックに二塁打を許し、後続を遊ゴロ、空振り三振で2死として降板も、アルトゥーベからは3打席連続で三振を奪うなど圧倒した。

 打線全体としてア軍先発で昨季11勝6敗、防御率3・14の左腕バルデスに手こずり、大谷も初回が遊ゴロ、3回の第2打席は見逃し三振。

 今季から先発投手が降板後もDHに残って出場する新ルールが導入されたことから大谷は降板後、DHで出場を続けたが、6回の第3打席は遊飛に倒れた。8回の第4打席は1点を返し、なおも2死三塁のチャンス。右翼への大飛球を放ち本塁打かと思われたがあと一歩届かず、右飛だった。

 9回には1死一塁からウェイドが二塁への打球を放って全力疾走も、併殺の判定。エ軍ベンチはチャレンジを要求したが、判定は覆らずそのまま試合終了となった。

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