阪神・青柳、復帰後2度目の実戦で5回4安打2失点 野間に一発浴びるも来週中の昇格へ順調調整

[ 2022年4月8日 14:16 ]

ウエスタン・リーグ   阪神-広島 ( 2022年4月8日    マツダ )

<ウエスタン 広・神> 力投する阪神の先発・青柳 (撮影・後藤 大輝)
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 新型コロナウイルス感染から復帰後2度目の実戦に臨んだ阪神・青柳は5回4安打2失点。目処としていた80球を超える84球を投じ、見込まれる来週中の昇格への最終テストを終えた。

 復帰後初先発のマウンドとなった初回は、1死から羽月の左前打で走者を背負うと、3番・野間に138キロ直球を捉えられ、右翼席への先制2ランに。いきなりの被弾を喫したが、その後は直球にスライダーやツーシーム、シンカーにカーブと変化球を交えてアウトを積み重ねた。ストライクとボールがはっきりした投球に時折首をひねるシーンもあったが、復帰後最長イニングを消化。味方の失策をきっかけに背負った5回2死一、二塁も、4番・林を遊ゴロに打ち取って切り抜けた。

 1軍は中止となった7日DeNA戦に先発予定だった秋山が、9日の広島戦に回る見込み。当初9日の先発だった小川の中継ぎ転向を矢野監督が明言しており、14日中日戦の先発が谷間となっている現状だ。早ければ中5日で同戦に向かうとみられているが、昨季投手2冠の右腕に救世主としての活躍が期待される。

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2022年4月8日のニュース