巨人・桑田コーチ 菅野の次回登板は「本人の状態を確認してから」 山口についても言及

[ 2022年4月8日 22:55 ]

セ・リーグ   巨人2―7ヤクルト ( 2022年4月8日    東京D )

<巨・ヤ>5回、青木の打球に襲われ、その場に倒れ込む菅野(撮影・河野 光希)
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 巨人は前回対戦で3連勝したヤクルトに敗れ、開幕13試合目にして今季初の連敗。貯金が5に減った。

 8年ぶり2度目の開幕3戦3勝が懸かっていたエース菅野が先発したが、5回に右足首付近へ青木のワンバウンドの打球が当たるアクシデントにより5回途中6安打4失点で降板。打線は0―5で迎えた7回に主砲・岡本和が3ボールから左翼スタンド上段へ特大の4号ソロを放って1点を返すと、さらに大城の中前適時打でもう1点を加えたが、反撃もそこまで。9回には前の回からイニングまたぎとなった畠が2失点して点差が広がった。

 試合後、巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(54)は菅野について「ちょっとフォーシーム、ストレートを多めに使おうという話をしていたが、なかなかいいボールが続かなくて苦しかったですよね。変化球に頼ると苦しいピッチングになるので、これからの課題はフォーシームの精度ですよね」とまずは打球を受ける前の2回に先制を許し、4回にも失点した投球内容に言及。

 その後、打球を受けた影響について聞かれると「骨折が一番心配だったんですけど、打撲だったんでよかったかなと思います。次回登板は本人の状態を確認してから決めたいと思います。右足の甲ですかね」と説明した。

 また、今季1軍初昇格した山口が3番手として2回を投げ、2四球を与えたものの4奪三振で無安打無失点だったことについては「(ともにイニングの)先頭の四球がね、もったいないなと俊とも話をしていたんですけど、そこの入っていき方ですよね。ランナーを背負ってセットからはいいボールを投げていたと思うので、彼にとっては苦しい状況でのピッチングだったんですけど、結果を残してポジションを勝ち取ってもらいたいなと思います」と話していた。

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