阪神に新守護神“ユアレス”こと湯浅頼む!! 小川―岩崎―湯浅、新方程式で脱スアレスロス

[ 2022年4月8日 05:30 ]

キャッチボールを行う湯浅(撮影・北條 貴史)
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 先発陣再編により、今季、先発だった小川が中継ぎに回る。7回から小川―岩崎―湯浅で逃げ切る新継投パターンが誕生しそうだ。

 新守護神の評価を高めつつある湯浅には、虎党の間で「ユアレス」の愛称が浸透中だ。昨季限りで退団した2年連続セーブ王のスアレスと、自身の姓がミックスされた愛称は、新助っ人ケラーの不振で矢野監督から抑えに指名された後から、ネット上でささやかれ始めた。6日のDeNA戦では延長11回無死三塁を切り抜けたことで、ファンの間で一気に広がった。

 まだセーブを記録していないため、4年目の22歳は「言ってもらえるのはありがたいけど、やっぱりスアレスにはなれないので。自分のオリジナルを作れたら」と恐れ多く受け止めた。スアレスに一歩でも近づくために、前夜はベンチ内で岩崎にメンタル面の助言をもらうなど勉強に余念がない。指揮官は「モノは本当にいいものがある」と評価。「ユアレス」の呼び名が定着したときは、猛虎が勝利を積み重ねていることになる。

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