大谷翔平 開幕勝ち星ならず 「1番・DH兼投手」で5回途中4安打9K1失点降板 新ルール適用でDHへ

[ 2022年4月8日 12:30 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2022年4月7日    アナハイム )

開幕投手として登板したエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦に「1番・DH兼投手」で先発出場。投手としては4回2/3、4安打9奪三振1失点で降板し、勝ち星はならなかった。

 メジャーでは自身初の開幕投手の大役を任された。アストロズの強打者で1番・アルトゥーベに対しては、第1球でいきなり100マイル(約161キロ)をマーク。最後は内角へのスプリットを決めて見逃し三振に仕留め、この回は走者を背負いながらも無失点で立ち上がった。2回はペーニャ、マコーミックから連続三振を奪い、無失点。3回も連続三振で2死としたがブラントリーに右越え二塁打、ブレグマンに左前適時打と連打を浴び、1点を失った。それでも4回はカーブ、直球を交え、三者連続三振。4回までに8三振を奪った。5回は先頭のマコーミックに二塁打を許し、後続を遊ゴロ、空振り三振で2死として降板も、アルトゥーベからは3打席連続で三振を奪うなど圧倒した。

 相手の先発は昨季11勝6敗、防御率3・14の左腕バルデス。打っては初回が遊ゴロ、3回の第2打席は見逃し三振だった。

 「1番・DH兼投手」は今季から先発投手が降板後もDHに残って出場する新ルールが導入されたもので早速適用され、大谷は降板後、そのままDHに入った。

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