阪神 2試合連続延長12回の死闘もドロー 藤浪が4回3失点でリズムを作れず

[ 2022年4月8日 22:55 ]

セ・リーグ   阪神3-3広島 ( 2022年4月8日    甲子園 )

<神・広>12回引き分けに終わり、ファンにあいさつする矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 開幕11試合で1勝10敗と苦境にあえぐ阪神が8日、甲子園で広島と対戦した。前日7日のDeNA戦が、相手球団の新型コロナウイルス感染者続出により急きょ中止になったため2日ぶりの一戦。初回からビハインドを背負う苦しい展開となった。

 先発は開幕投手を務めた藤浪。3試合目にして今季初の甲子園マウンドとなったが、なかなか制球が定まらない。初回先頭の西川に四球を与えると、1死から小園にも与四球。2死一、三塁とされ、坂倉に右前へ先制適時打を浴びた。

 2回も2死三塁から西川に右前適時打を浴び、3回は無失点にこそ抑えたが先頭の菊池涼に四球を許す。4回は1死から上本に四球を与えて再び西川に右中間適時三塁打を食らった。4回で86球を費やし、4四球3失点。またも初勝利をつかむことができなかった。

 攻撃陣は、4回に大山の左翼への一発で反撃ののろしを上げると、5回には糸井の犠飛、6回にはロハスの適時二塁打で3点差を追いついた。

 7回以降、両チームは決め手を欠き、延長12回引き分け。阪神は2試合続けて延長12回まで死闘を繰り広げたが、そのどちらも勝利をつかむことはできなかった。

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