どうだっ！広島ドラ1・黒原　大学時代の“天敵”佐藤輝に雪辱「ビビらずに投げられた」

セ・リーグ   広島3－3阪神 （ 2022年4月8日    甲子園 ）

＜神・広＞10回2死、佐藤輝（奥）を空振り三振に仕留める黒原（撮影・北條　貴史）
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　プロ入り後初の甲子園でアマ時代の雪辱を果たした。

　広島のドラフト1位・黒原が8日の阪神戦で、今季2度目の延長戦となった10回のマウンドに5番手で登板。2死から、佐藤輝を空振り三振に斬った。

　関学大では1学年上の近大・佐藤輝にリーグ戦で2発を被弾しており、どうしても打ち取りたい相手だった。

　「対戦したい選手で挙げさせてもらった。ビビらずに投げられたと思う。そこだけは良かった。自分らしく投げられた」。

　変化球を4球続けてカウント2―2と追い込むと、最後は互いの成長を確かめ合うような真っ向勝負。目いっぱいに腕を振った151キロ高め真っすぐで空を切らせた。大学時代は引き立て役となたが、プロ初対戦では黒原の方が輝いた。