ダルビッシュ 6回無安打無失点快投もまさかのサヨナラ逆転負け 2年連続3度目メジャー開幕投手も

[ 2022年4月8日 14:02 ]

ナ・リーグ   パドレス2-4ダイヤモンドバックス ( 2022年4月7日    フェニックス )

開幕戦に登板したダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が7日(日本時間8日)、今季開幕戦となるフェニックスでのダイヤモンドバックス戦に先発登板。2年連続3度目となるメジャー開幕投手として6回無安打無失点の快投も、チームは2-4で逆転サヨナラ負け。ダルビッシュは自身初のメジャー開幕勝利、黒田博樹を抜いて日本人単独2位となるメジャー通算80勝目はならなかった。

 米11年目となるダルビッシュは初回は2死から四球を与えたものの、続くウォーカーをカットボールで右飛に仕留めた。2回は3者凡退。味方が先制して迎えた3回は1死から四球も、バーショを直球で中飛、マルテをカットボールでニゴロに斬った。

 味方がさらに1点を加えた4回も2死から四球を出したが、ケリーをカットボールで遊ゴロに退けた。5回は3者凡退だった。6回は2死から四球も、ウォーカーを直球で二飛に仕留めると、6回を投げて92球、無安打4四球3三振、無失点。二塁を踏ませぬ投球でマウンドを降りた。

 7回以降はヒル-ジョンソンとつなぎ、最終回は昨季阪神で守護神を務めたスアレスがメジャー初登板。連続四球と死球で満塁で降板すると、スタメンがビアに暴投で失点に続き、サヨナラ3ランを浴び逆転負けを喫した。
 
 打線は3回に押し出しで先制。4回にはノラの右前適時打で加点していた。

 ダルビッシュは昨年も同じダイヤモンドバックス相手の開幕戦に先発。4回2/3を投げて8安打4失点で、自身に勝敗は付かなかった。レンジャーズ時代の17年にもインディアンスとの開幕戦に先発し、6回1/3を4安打4失点で、やはり勝敗は付かず。三度目の正直となる開幕白星はならなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月8日のニュース