【阪神・平田2軍監督語録】3者三振の岩貞に「キレッキレッ」5連発

[ 2022年4月8日 17:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神5-2広島 ( 2022年4月8日    マツダ )

<ウエスタン 広・神> 6回の守備を三者三振に抑え、栄枝とグータッチを交わす岩貞(左) (撮影・後藤 大輝)
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 阪神は新型コロナウイルス感染から復帰後初の先発マウンドに上がった青柳が、5回4安打2失点で来週中の昇格へ最終調整を終えた。新外国人のケラーも先月31日の登録抹消後初登板で1回を零封。2番手の岩貞は1イニングを三者三振に仕留め、平田2軍監督から投球のキレを絶賛された。

 以下は阪神・平田2軍監督との一問一答。

 ――青柳が5回2失点
 「今日は84球か。今日は予定どおり5回80球ちょっとというところで、まあ順調だな。まだまだヤギの本来のスピード、本来の調子ではないやろうけど、さすがにそこはまとめていったね」

 ――長いイニングの投げたのも収穫
 「問題ないね。この間も2イニング。今日も80球5イニングちゅうところで、順調にきているというところやね」

 ――後は1軍との兼ね合い
 「そうそう、あとは上の判断になると思うだろうし、そういう体調面や投球面ではなんの問題もない」

 ――ケラーが2軍戦で初登板
 「最初はハードラックの内野安打だったけど、今日は落ち着いて高めの真っ直ぐを使ったり、インコースの真っ直ぐを使ったり。ゲームでどんどん投げていって、スピード(最速)も47くらい? そういうところで調子を上げていけば良いんじゃないかな」

 ――どんどん環境にも慣れてきている
 「意欲的だよ。福山(3戦目の開催地)はバス移動で大変だぞといっても、“いや投げたい“と言ってさ」

 ――岩貞は三者連続三振
 「うーん、3年ぶりくらいに見たね。ああいう岩貞。キレッキレッ! 3年ぶりくらいやなあ。キレッキレッ! やね。キレッキレッ! キレキレじゃなくて、キレッキレッ!。まだまだあんだけできんねん。アップから全力で走ってるけど、もう若いやつに混じってこうやって、自分のスピード、キレを戻すっちゅうところでは、ずっといいからね。もう、キレッキレッ! よ。3年ぶりやな。、3年半ぶりくらい。半つけといてあげて」

 ――1軍に戻らないといけない立場
 「もちろん、もちろん。彼の経験や実績からすると、ファームにおること自体が恥ずかしいと思わないといけないのよ。(開幕前に)故障して落ちてきてるけど。そういうところではまだまだ、岩貞なんかは体も元気だし。コントロールなんかアバウトなんだから、強さでいってそこで今日みたいにスライダー、フォーク。ファームの左バッターにはこれくらいやってもらわなきゃ困るんだけど。まぁ、キレッキレよ」

 ――野手では高山が3安打
 「高山。久しぶりに名前。高山の名前。これも2年ぶりくらいに出すんじゃないの。去年は出てないから2年ぶりくらいに高山絶好調。ああいうポテンヒットでも押し込んだり犠牲フライでも惜しいもん。凡打の内容も良くなってきているし、ショートゴロといいね。去年とは全然違う。そういうところでは、非常に今高山は内容がよくなってきてるね。数字も残ってきて、去年やっぱり打ちたい打ちたいでさ、結果残さなきゃばっかりだったけど。ちょっと今年は数字が残ってきてるんで、余裕というかある程度気持ちもしっかりとしたバッティングをしとる」

 ――井上が決勝の犠飛
 「あー物足りん。何言ってんねん。あれを(スタンドに)ほりこまな。あれをやっぱり今日の風なら犠牲フライで満足してもらってたんじゃ困る。板山を歩かせて、ゲッツー取ろうと守備体系もあるやろうけど。あそこでボカーンと行かなきゃ。最低の仕事はしたけどね。それで俺は満足なんてとんでもない話だ。あそこはほりこむくらいのアレがないとダメ。くそーって思わなきゃ。あー犠牲フライでよかったじゃ」

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