巨人も菅野も痛タタタ…打球が右足首付近に当たるアクシデントで緊急降板 8年ぶり開幕3戦3勝ならず

[ 2022年4月8日 19:49 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年4月8日    東京D )

<巨・ヤ>5回、青木の打球を右足に受け負傷交代する菅野(左から2人目)(撮影・久冨木 修)       
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)がヤクルト戦(東京D)で今季3度目となる先発登板。打球を右足首付近に受けるアクシデントで5回途中4失点で降板した。

 0―2で迎えた5回だった。先頭・太田に中前打を許し、無死一塁。続く青木に対してカウント2―2から5球目となるカーブを投じた。すると、青木が打ち返した打球はワンバウンドしてから菅野のよけようとした右足首付近に当たった。菅野はマウンドにうずくまって顔をゆがめ、そのまま動けず。駆けつけたトレーナーに肩を借りて足を引きずるようにしてベンチへ戻ると、投手交代が告げられた。

 初回を3者凡退で好発進。だが、2回に先頭の主砲・村上にスライダーを右前打されると、犠打で1死二塁となってから長岡に低めカーブを左中間へ二塁打とされて1点先制を許した。4回には先頭・山田を3球三振に打ち取ったものの、3球目フォークがワンバウンドの暴投となり、山田は振り逃げで一塁セーフ。1死後には宮本への投球が死球となるなどして2死一、三塁としてからオスナに中前適時打を許して2点目を失った。珍しく制球に苦しむ菅野の投球数は4回までで早くも71球。その矢先のアクシデントだった。2番手として緊急登板となった平内は村上、宮本に連続適時打され、菅野の失点は4。トータルで0―5と苦しい展開となった。

 菅野の投球内容は4回0/3で打者20人に対して77球を投げ、6安打4失点。2三振を奪い、与えた四死球は2つ、直球のMAXは初回に出た150キロだった。

 菅野は5年連続球団最多8度目の開幕投手を務めた3月25日の中日戦(東京D)では盟友・小林とのバッテリーで6回2失点と好投し、球団史上最多となる開幕5勝目。4月1日の阪神戦(東京D)は東海大相模&東海大の後輩でもある大城とバッテリーを組み、7回3失点で開幕2連勝を飾り、開幕3連勝なら13連勝した2020年以来2年ぶり、開幕3戦3勝なら14年以来8年ぶり2度目だったが、叶わなかった。

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