カブス・鈴木誠也 メジャー初安打&3打席連続出塁 開幕白星発進に貢献「冷静に試合に臨めた」

[ 2022年4月8日 06:41 ]

ナ・リーグ   カブス5―4ブルワーズ ( 2022年4月7日    シカゴ )

5回にメジャー初安打となる左前打を放ったカブス・鈴木(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)は7日(日本時間8日)、今季開幕戦となるシカゴでのブルワーズ戦に「6番・右翼」で先発出場。2打数1安打2四球で、メジャー2打席目に初安打となる左前打を放った。鈴木の安打をきっかけにカブスは一時逆転。同点に追いつかれながらも、再度リードし、5―4で開幕白星発進となった。

 カブスが1点を追う5回、ブルワーズの先発、昨季サイ・ヤング賞の右腕バーンズから先頭打者で左前打を放った。大リーグファーストスイングが安打になった鈴木は、続く7番・ヘイワードの中前打で三塁へ。無死一、三塁で8番・ウィズダムの中犠飛で生還し、同点のホームを踏んだ。勢いがついたカブスは、9番・ホーナーの3シーズンぶりの2点本塁打が飛び出し、逆転に成功した。

 鈴木のメジャー初打席は2回、1死二塁の場面で1球もバットを振らずに四球を選び、6回の3打席目はフルカウントから2球ファウルにした後に四球で出塁。初打席から3打席連続出塁となった。8回の第4打席は見逃し三振。

 試合は3―3の7回。カブスの4番・ハップが右中間2点二塁打を放ち、再びリードを2点とし、8回に1点差に詰め寄られたが、6投手の継投で逃げ切った。

 ▽鈴木誠也の話 チームが勝てたのが一番。長いシーズン、けがなくやっていきたい。(初打席の四球は)しっかり落ち着いて狙い球を絞れていた結果。(2打席目の初安打は)何とかバットに当たってくれ、という思いだったが抜けて良かった。今日はいたって冷静に試合に臨むことができた。

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