阪神 藤浪4回3失点降板 150キロ台連発も制球に苦しみリズムつくれず

[ 2022年4月8日 19:48 ]

セ・リーグ   阪神ー広島 ( 2022年4月8日    甲子園 )

<神・広>4回2死二塁、西川(奥)に適時三塁打を浴びる藤浪(撮影・北條 貴史)
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 阪神は、先発の藤浪が4回3失点で降板した。

 「立ち上がりから終始、自分の中でタイミングが合わないままの投球が続いてしまった。投げていく中で早い段階で修正したかったが、それができず降板となってしまった」

 初回から制球難に陥り、広島の先頭・西川を四球で出すと、3番の小園も歩かせてピンチを拡大。5番・坂倉に先制の右前打を浴びた。2回は西川に適時打を許した。

 チームはここまで1勝10敗の大不振。広島にも前回対戦で3連敗を喫しているだけに、リズムのいい投球で味方の援護を呼びたかったが、序盤で2失点を喫した。4回には再び、西川に適時三塁打を浴びた。直球は150キロ台を連発したものの、変化球でカウントを奪えない苦しい投球だった。

 開幕投手を務めた3月25日のヤクルト戦は、7回3失点で先発の役割を果たした。しかし、1日の巨人戦は4回終了で降板するまでに、4四球を与え、7安打6失点で負け投手になった。前回登板に続き、再び制球面の課題が浮き彫りになった。

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2022年4月8日のニュース