落合博満氏 「オレの中では実証済み」体重と飛距離の関係性

[ 2022年4月8日 17:20 ]

落合博満氏
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 現役時代に三冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が8日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、体重と飛距離の関係性について語った。

 巨人の中田翔がオフシーズンに体重を20キロ増量し「調子がいい」と話しており、体重を増やすで飛距離が伸びることがあるのか聞かれると「ある。オレの場合はそうだった」と自身の経験から断言した。

 「フェンスの手前まではいくけども、フェンスは超えない。それは(レオン)リーみたいに体を大きくしなきゃいけないっていうんで、当時77、8キロぐらいだったのを86キロぐらいに増やした。そしたらボールが飛び始めて」と体重増で打球の飛距離が変わったと実感した。

 それでも「90キロ台にはなったことがない。その体重がベストの体重。それを維持しなきゃいけない。」と現役時代は体重管理を怠らなかった。体重を増やし過ぎると「足腰に負担がかかって、痛みが出てくることがある。だからそれ以上は増やすことはしなかった」とケガにつながる可能性を考慮して体重を86キロ以上には増やさなかった。

 「ある程度は(体重が)あった方が飛距離は出るんじゃないのかなというのはオレの中では実証済み」と体重と飛距離の関係について語った。「でも、ほかの人がベスト体重が何キロなのかというのは、やっぱりゲームに出て結果を残して、これでシーズンを乗り切った、それが1シーズン、2シーズン、3シーズン続いてきて『これがオレの理想の体重なんだな』ってわかればいいんだけども、むやみに体重を増やしたからって今度はケガの元になる可能性も出てくる」と、安易に体重増をすることでケガのリスクが上がるとも語った。

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2022年4月8日のニュース